伊勢・美濃編(8):獅子岩(14.9)

 重厚な造りの酒甚旅館はもう店仕舞でした。丸田商店では消防用品を売っているのですね。よく見ると、白い下見板張りの洒落た洋館でした。公衆電話が現役で働いているのは嬉しい、「悪魔の機械」に負けずに頑張ってください。
c0051620_7574375.jpg

 「加田捨」は銃砲・火薬を商っておられますが、珍しい屋号ですね。何と読むのでしょうか。古い看板が並んでいる酒屋さんもありました。
c0051620_7581774.jpg

 そして古い商家を再利用した「熊野古道おもてなし館」に着きました。入口には、熊野市がソレント市(イタリア)・バストス市(ブラジル)と姉妹都市であるという解説が掲示してありましたが、前者は海に面した観光地、後者は熊野市から多くの移民が入植したという関係だそうです。それではこちらでひと休み、フライド・マッシュポテトと珈琲を中庭でいただきました。観光パンフレットや地図をもらいながら館内をぶらついていると、レンタサイクルを見つけました。これから少し遠い所にある花の窟神社に行きたいので、渡りに舟。さっそく拝借しようとすると、係の方が、駅前にある観光案内処のほうが新しい自転車があると教えてくれました。移動を考えるとその方がベターですね、お礼を言って熊野市駅へと向かいました。
c0051620_7584624.jpg

 すぐ近くにあった西衣料品店は、半円を大胆にデザインしたファサードが印象的です。ペンギンの交通安全足型があったので撮影。
c0051620_7591820.jpg

 十分ほど歩くと、駅前にある観光案内処に到着。こちらで電動アシスト自転車を借りました。まずは七里御浜へ行き、獅子岩を拝見。なかなか素晴らしい風景ですね、熊野灘に臨んで長く延びる海岸、そして獅子吼する巨岩。
c0051620_7594295.jpg

 解説板を転記します。
七里御浜
 熊野市から鵜殿村に至る約25kmも続く砂利浜が七里御浜。荒々しい黒潮をおおらかに優しく受け止めるこの浜には、熊野川の上流から新宮を経て、熊野灘の荒波に磨かれた小石が敷き詰められている。「みはま小石」と呼ばれる色とりどりの小石は、アクセサリーや建材、観賞魚用水槽などに利用されている。

獅子岩
 海岸の隆起と海蝕現象によって生まれた奇勝で、高さ25m、周囲約210mの巨岩があたかも熊野灘に向かってほえる獅子のように見えるところから日本のスフィンクスと呼ばれている。
 また、昔から南側の吽の岩(雌岩)に対して阿の岩(雄岩)といわれ、総称して阿吽の岩とも呼ばれているが、これは、この奥にある大馬神社の狛犬にたとえられているからである。
 このため、大馬神社では、今も狛犬を置かない習わしとなっている。

 本日の二枚です。
c0051620_80828.jpg

c0051620_803537.jpg

by sabasaba13 | 2016-03-13 08:01 | 近畿 | Comments(0)
<< 伊勢・美濃編(9):花の窟神社... 伊勢・美濃編(7):松本峠(1... >>