伊勢・美濃編(33):松阪(14.9)

 しばらく本を読んでいると、自転車に乗った少女が「こんにちは!」と元気よく挨拶をしてくれました。嬉しいものですね、これだけでも来た甲斐があったというもの。そして11:48のバスに乗り込んで松阪駅をめざします。駅の近くに「セビリヤ」という理髪店がありましたが、うまい、山田くん座布団一枚。「サミュエル」という理髪店もあるかもしれない。
 松阪は以前訪れたことがあるので、散策は省略します。松阪駅前には駅鈴のモニュメントがありましたが、この町に生まれた国学者・本居宣長は鈴が好きでしたね、自宅も「鈴屋」と名づけているし。近くに解説があったので読んでみると、彼の遺品「七古鈴」のひとつで、石見国浜田藩主・松平康定から贈られたものだそうです。原型となった駅鈴は隠岐の玉若酢命神社に所蔵されているものだそうですが、そういえば隠岐に行ったときに寄ったことがあるなあ。それでは昼食に松阪をいただくことにしましょう。駅前をぶらつくと、さすがは松阪、そこいらじゅうに牛関連グッズがあふれています。松阪駅の近くに「かめや」というお店があったので、こちらで松阪牛のステーキをいただきました。うむ、やはり美味しいですね、高いけど。
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 松阪駅に行くと、「ようこそ、松阪へ」という観光ポスターに、名物として松阪肉・松阪茶・松阪木綿が紹介されていました。牛と木綿は知っていましたが、茶も名産だったんだ。ご当地ゆるキャラの「ちゃちゃも」は、お茶と牛の鳴き声からつけられた名前なのですね。それにしても、こうしたゆるキャラが猖獗を極めているのには辟易します。日本人の低年齢化が進行しているのではと危惧しております。山ノ神の友人であるアメリカ人が、アニメのキャラクターを使っている某銀行を見て「私ならこんな銀行には絶対に預金しない」と言ったそうな。
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 松阪から紀勢本線に揺られること20分ほどで津に到着。駅前に出ると、ここでもご当地ゆるキャラの「シロモチくん」の顔はめ看板が出迎えてくれました。やれやれ。
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 それにしても、兜をかぶった白い餅? だとしたら異形のキャラクターですね。気になったので、今インターネットで調べたところ、「津うキャラ情報局」というサイトに、下記のような説明がありました。
 津のお殿様・藤堂高虎公がまだ若く貧しい頃、餅屋の主人に恩を受け、"人の情けを忘れないように"とのことから、藤堂家の『白い三つ丸餅の旗印』が作られました。シロモチくんはその旗印から生まれた精霊であり、藤堂高虎公が、津に入府して400年にあたる2008年に現れました。
 へー、いい話ですね。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2016-04-18 06:34 | 近畿 | Comments(0)
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