言葉の花綵140

 もし、無抵抗主義の国を攻め滅ぼそうという国が存在するなら、そういう世界は生きるに値しない。(山口瞳)

 末来が其の胸中に在る者、之を青年と云ふ。(植木枝盛)

 退屈さには神々も旗を巻く。(ニーチェ)

 僕は合法的な異界人なんだ。(スティング)

 優雅に生きることが一番の復讐。(ジェラルド・マーフィー)

 人間の考えることが、人間に理解できないわけがない。(サマセット・モーム)

 最良を望みつつ、最悪に備えるんだ。(ジャック・リーチャー)

 真実を伝えるために必要な嘘があります。それは嘘ではなく、物語と呼ばれます。(エリア・カザン 『ブルックリン横丁』)

 夜に夢を見ることができなければ人は発狂してしまうという。同じように、子供が想像の世界に入ることを禁じられてしまったら、いつまで経っても現実世界を把握できないだろう。(ポール・オースター)

 死と税金と潮の満ち干と妻の繰り言は、男の人生にとって避けることができない。(村上春樹)

 杭を引き抜きあるいは溝を埋めながら、「こんないかさま師の言うことなんか聞かないように気をつけろ。果実は万人のものであり、土地はだれのものでもないことを忘れるなら、それこそ君たちの身の破滅だぞ!」とその同胞たちにむかって叫んだ者がかりにあったとしたら、その人は、いかに多くの犯罪と戦争と殺人とを、またいかに多くの悲惨と恐怖とを人類に免れさせてくれたことであろう? (ジャン・ジャック・ルソー 『人間不平等起源論』)

 もし民衆が生きたいという意思を持つならば、運命はそれに応えるはずだ。(アブール・カーシム・シャービー)
by sabasaba13 | 2016-04-24 08:41 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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