伊勢・美濃編(41):美濃市(14.9)

 それでは町の中心に戻って、いましばらく散策を楽しむことにしましょう。途中に貼ってあった十六銀行のポスターには、「つかえるンバ」と歌う"タマルーにゃ"と、「たまるンバ」と歌う"フエルーちょ"という二人の脱力キャラが採用されていました。それにしても、どこを見ても絵になる町ですね。山並みを背景に、うだつをあげた古い商家が建ち並んでいます。
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 紙の原料商を営んでいた旧今井家住宅は江戸時代中期の建築で、古風をよく残しています。大石家住宅も、装飾にあふれた破風瓦と豪華な懸魚が印象的ですが、これは明治期の特色だそうです。なお大石家は米屋を営み、若主人は自由民権運動の闘士として活躍したとのことです。
 小坂家住宅(常盤町)は江戸時代中期の建築、平入り住宅の両端の壁を屋根より一段と高くして設けたうだつが本来は防火壁であったことを示す好例だそうです。そしてこの町並みの白眉との言うべき建築が、もう一つの小坂家住宅です。京都の伝統的な屋根である、軒が低く緩くカーブしている起(むく)り屋根の優美な姿が見どころ。なお小坂家は代々造り酒屋を営む素封家で、軒下には杉玉がさがっていました。
 ばしゃばしゃ写真を撮りまくっていると、地元のおじさんが「撮るとこ、いっぱいあるやろ」と、どや顔で話しかけてきました。ほんまほんま。さてそれでは美濃市駅に戻り、長良川鉄道に乗って北濃まで行き、転車台を見てきましょう。途中で水商売風の、露出度の高い派手な女性のポスターがあったので、(行ったことはないけれど)キャバクラの宣伝かな、と思い後学のため撮影すると(何故だ?)…なんと「大垣共立銀行」のポスターでした。さらに謳い文句は「私を楽しむ、ゆとりを」。投資で稼いでキャバクラに行って遊ばんかい、ということなのでしょうか。恐るべし、岐阜県。
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 その近くに「手づくりサンドイッチ」という看板があったので、白身魚フライ・たまごのサンドイッチとハムカツ焼きそばを購入しました。「スノーボード・スキー・ブーツ・ビンディング チューンナップ・修理・取付調整致します」と掲げたお店がありましたが、近くにスキー場があるようですね。そして美濃市駅に到着、自転車を返却してホームへ、列車の到着を待つあいだに美味しいサンドイッチをいただきました。あっ、チキンのり巻を食べるのを忘れてしまった。
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 本日の六枚です。
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by sabasaba13 | 2016-04-28 06:44 | 中部 | Comments(0)
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