言葉の花綵143

 現代人は、かつてのように何でもかんでも信じてしまうわけではない。彼らはテレビで見たことしか信じないのだ。(ベルギーの漫画家・グレッグ)

 疑うのがわれわれの役目だ。武力戦のときも、冷戦のときも、漠とした対立が続くときも。(アンヌ・モレリ)

 熱い心と、冷たい頭をもて。(アルフレッド・マーシャル)

 唯一、それがために戦う価値のある大義とは、果たされぬ大義である。(『スミス都へ行く』 フランク・キャプラ)

 民主主義が終わってるなら、始めるぞ。(奥田愛基)

「こいつら、しつこい」と思わせるのが大事。(古賀茂明)

 われらが力と頼むのは、戦いの仕掛けや虚構ではなく、事を成さんとするわれら自身の敢然たる意欲をおいてほかにない。(ペリクレス)

 民主主義は他者と生きる共生の能力である。(ジョン・デューイ)

「永久革命」という言葉に意味があるとしたら、民主主義だけが永久革命という名で呼ばれるに値する。世界中のどこにも民主化が完了した国はない。日々、これから永久に革命していかなければならない。あらゆる国は民主化の過程にある。(丸山眞男)

 人は、個としては死ぬが、類としては死なない。(カール・マルクス)

 民主主義国家だったら、どんなに間違っていてもやり直すことができる。独裁国家にはその機能がない。デモクラシーだったらどんな悪政でも覆すことができる。(ジョシュア・ウォン)

 源泉にたどり着くには流れに逆らって泳がなければならない。流れに乗って下っていくのはゴミだけだ。(ズビグニェフ・ヘルベルト)

 結局のところ、ベストを尽くしたという満足感、精一杯働いたというあかし、我々が墓の中まで持って行けるのはそれだけである。(レイモンド・カーヴァー)

 イマジネーションとは記憶のことだ。(ジェームズ・ジョイス)

 私が言いたいのは、君のやりたいように演奏すればいいということだ。世間が何を求めているかなんて、そんなことは考えなくていい。演奏したいように演奏し、君のやっていることを世間に理解させればいいんだ。たとえ十五年、二十年かかったとしてもだ。(セロニアス・モンク)
by sabasaba13 | 2016-06-25 06:22 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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