名古屋編(1):名古屋駅(05.8)

 二泊三日で名古屋旅行をしてきました。万博? 滅相もない。私は人ごみと行列と管理されることが嫌いだ、Q.E.D. というわけで、愛・地球博(あー恥ずかしいネーミング)を完全に黙殺して、せっせせっせと名古屋・木曽をはいずりまわってきました。きっかけはテレビ東京「美の巨人たち」で今年の5月14日に放映された番組を見て、一宮にある三岸節子記念美術館にどうしても行きたくなったことが一つ。いやあ彼女の自画像に惚れました、ぜひ実物を見たい。もう一つは、以前紹介した「日本全国 近代歴史遺産を歩く」という本で、春分の日と8月8日にしか公開されない幻の逸品が名古屋東山にあるのを知ったこと。これもぜひぜひ拝見したい。以上二件を軸にプランニングをしました。これに名古屋市内の近代化遺産物件と常滑をからめましょう。その他としてはじめは関ヶ原、飛騨高山、郡上八幡などを旅程に入れようとしましたが、ちと遠すぎるのでボツ。ここで天使(悪魔?)が囁きました、「桃介橋があるやないか」と。なぜ悪魔(天使?)が関西弁を使うのかはおいといて、そうかっ、さっそく調べると名古屋から約1時間でいけるので十分往復が可能です。さらに近くに、未踏の地、妻籠と馬籠があることが判明。巨大な連環が、今、音をたててつながった! ガシャン というわけで、緻密綿密な計画のもと、いきあたりばったりの名古屋旅行のはじまりです。
 新幹線で名古屋に到着したのが午前9時半ごろですが、駅構内は芋の子を洗うがごとくごったがえしていました。いやはや先が思いやられます。そうそう来る直前にインターネットで知った「木曽三川公園」が気になっていたので、観光案内所で詳しい行き方を教えてもらいましょう。するとうら若き係の女性が困った顔をしながら、突然眼前のコンピュータで○フー検索をはじめるではありませんか。丁重にお礼を言って立ち去りました。まあ何とかなるでしょう(筆者注:伏線)。今日は美術館と近代化遺産の見学がメインです。名鉄名古屋駅に行くと、一宮方面に行く急行列車があったのでまずは三岸節子美術館に行くことに決定。c0051620_812322.jpg構内表示にスペイン語(ですよね)があるのには驚愕。中南米から働きに来ている労働者が多いのかな。少子化による労働力不足と、日本の「豊かさ」への羨望から、外国人労働者はこれからも確実に増加していくでしょう。あからさまな排除はしないが、無権利状態に放置して見て見ぬ振りをするという戦前・戦後を通じてのやり方はいいかげんにやめるべきですね。また現実から目を背けるために、「日本文化の優越」「日本人は単一民族」といった神話に逃避するのも愚かしい。彼ら/彼女らを無化せずにきちっと向かい合い、叡智をふりしぼって人間らしい関係をつくっていきたいですね。そういえば、後日地下鉄に乗っていたら、駅名のアナウンスを日本語→英語→中国語→韓国語→スペイン語の順でしていました。名古屋駅だけでしたけれど、こちらは万博開催期間限定なのかな。一宮で降りて、バスに乗り換えて約十五分で到着しました。
by sabasaba13 | 2005-09-04 08:12 | 中部 | Comments(4)
Commented by kurashiki-keiko at 2005-09-05 16:38
もう30年位前に、妻籠・馬込には行ったことがあります。どう変わっているのか、興味あります。
名古屋駅には、渋谷のハチ公みたいに、「金の柱・銀の柱」という待ち合わせに有名なところが駅構内にありましたが、今はどうなっているのかな?
Commented by sabasaba13 at 2005-09-05 19:18
 こんばんは。近々掲載する予定ですので、しばしお待ちください。たぶんそれほど変わってはいないと思います。特に妻籠は、その徹底した街並保存の努力に驚愕しました。「金銀の柱」は初耳でした、残念。待ち合わせ場所ハンティングというのも面白そうですね。ちなみに池袋駅はフクロウ像です。
Commented by kurashiki-keiko at 2005-09-06 13:01
楽しみにしています。ちなみに私は町並み保存の岡山県倉敷市の美観地区に徒歩20分のところに住んでいて、古い町並みが大好きです。
「倉敷どっとと」と言うサイトに「Keikoのお出かけ日記」というメールマガジン連載の記事のコンテンツがあります。
Commented by sabasaba13 at 2005-09-06 17:56
 こんばんは。そうですか、倉敷にお住みだったのですか。実は十数年前に行きましたが、人とお土産屋の多さに辟易してあまり良い印象をもっておりません。若気のいたりと申しますか、もっとじっくりみるべきであったなと反省しております。
 「お出かけ日記」を一部拝見しました。私も三仏寺投入堂に行こうとして、時間の関係で挫折した思い出があります。こちらは猛省しております。必ず必ず必ずや、行ってみたいと思います。それでは。
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