名古屋編(4):産業技術記念館(05.8)

c0051620_2361063.jpg バスに乗って一宮駅にもどり、名鉄で名古屋の一つ手前にある栄生駅で下車。徒歩約3分で産業技術記念館に到着です。トヨタグループ発祥の地である旧豊田紡織のレンガ造り工場を利用して、主に紡織・自動車関係の展示をしています。パンフレットによると、『トヨタグループは、自動織機を発明した豊田佐吉と、その長男、豊田喜一郎が起こした紡織機械と自動車の製造を基にしてできたグループであり、「研究と創造」と「モノづくり」により経済や社会の発展に尽すことを目指してき』たそうです。後半は話半分で聞き流しましょう。鎌田慧氏の『自動車絶望工場』(講談社文庫)を読むと、労働者(季節工)を使い捨てながらトヨタが発展してきたことが、痛いほどわかります。今でもその体質はあまり変わっていないのではないかな、特に関連企業・下請企業では。なお続編として『自動車王国の暗闇―その後の絶望工場』(すずさわ書店)があるのは知らなかった。読みたいけれど残念ながら絶版のようです。それはともかく、圧巻だったのは繊維機械館。産業革命の主役をなった、教科書に出てくるような機械が目白押しです。ハーグリーブスのジェニー紡績機、アークライトの紡績機、リング紡績機、臥雲辰致のガラ紡… ほとんどは複製ですが、その存在感たるや圧倒的でした。そして歯車やリムを組み合わせての複雑玄妙な動きも一部実演されています。産業革命を生み出したのは科学者ではなく職人だと誰かが言っていましたが、納得。一つ注文があります。産業技術についてはミドリムシ程度の知識しかない小生のような者のために、もう少しわかりやすい説明を用意してほしいな。
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 ●産業技術記念館 http://www.tcmit.org/
by sabasaba13 | 2005-09-07 06:04 | 中部 | Comments(0)
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