名古屋編(11):鶴舞公園(05.8)

 そして名鉄で名古屋方面へ北上、車内で戦略を練りました。神宮前で乗り換えて東へ向かい、古い街並みのある有松へ行くか、鶴舞公園を経由して例の物件を優先するか。しばし呻吟の末、後者に決定。金山でJRに乗り換えて、鶴舞で下車。駅前にある鶴舞公園に行き、「普選壇」を見学。普通選挙法の施行を記念して、名古屋新聞社が1928(昭和3)年に建造した野外劇壇です。普選がらみの物件というのは大変珍しいですね、初見です。正面のプレートに大きく「五箇条の誓文」が刻まれていました。明治維新の年(1868)に、欧米諸国と諸藩が明治新政府を支持してくれるようつくられた進歩的な内容のリップ・サービスなのですが(最終的に文章を練り上げた木戸孝允が、数年後には忘却していたと久米邦武が証言)、こういう形で普通選挙権獲得の根拠として利用されていたのですね。ここには他にも、公会堂、噴水、奏楽堂(室戸台風により破損、復元)など由緒ある建造物が多々あり、名古屋の歴史にとって重要な意味を持つ公園です。
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 さて地下鉄鶴舞駅にもぐると、かなり長い地下道がありましたが、唐突に強烈な違和感におそわれました。沈思黙考… (おそらく)東京だったら15mおきに、大阪だったら5mおきにつくられる監視カメラと非常ベルがない! 名古屋の治安が良いのか、単に予算がないだけなのかは、わかりませんが清々しい光景でした。鶴舞線で伏見まで行き、東山線に乗り換えて覚王山駅で下車。ふと駅構内にある注意書きを見ると「車内へ次の物品を持込むことを禁止します。…2.死体」 やはり予算不足かな。
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by sabasaba13 | 2005-09-14 06:06 | 中部 | Comments(0)
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