言葉の花綵171

 一個人による他の個人の搾取が廃止されるにつれて、同じように一国の他国に対する搾取も廃止される。国民の内部における階級の対立が消滅するとともに、国民相互の敵対的立場も消滅する。(マルクス、エンゲルス 『共産党宣言』)

 ひたすら忍耐強く、末来を信ずればいいのです。わたしは数十年を-数世紀さえも-先んじて生きることに慣れています。わたしは胸をいためる必要はありません。人類は遅々としてではありますが、やはり前進しているからです。(ロマン・ロラン 『ピエールとリュース』)

 この新しい一千年期を迎えるにあたってお互いぜひとも日本国憲法によって導かれていこうではないか。世界平和と公正とを目指すこの73語から成る金言は、第2次世界大戦の業火と大量殺戮の中から不死鳥のごとくによみがえったものなのである。(チャールズ・M・オーバビー)

 ぼくは二十歳だった。それがひとの一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。(ポール・ニザン 『アデン・アラビア』)

 青春など若いやつにはもったいない。(unknown)

 求めない- すると 人の心がわかりはじめる だって、利害損得でない目で見るからだ (加島祥造)

 It's just the beginning まだこれからだ (香港・雨傘運動の最後のバリケードに貼られたバナー)

 未知の相手の身になって考える。(清水幾太郎)

 他者に対して開かれたフェアプレイの共存的競争こそ、リベラルな民主主義の基本条件である。(久野収)

 若者よ、自由であれ、賢くあれ、そして蛇のごとく疑い深くあれ。(山田洋次)

 弾圧は闘いを生み、闘いは友を呼ぶ。(瀬長亀次郎)

 勝つ方法はあきらめないこと。(辺野古で掲げられたスローガン)

 お前たちの戦争、我らの死者たち
 Vuestra Guerra, nuestros muertros. (スペインの民主勢力が掲げたスローガン)
by sabasaba13 | 2018-01-12 06:29 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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