東京錦秋編(4):日中友好会館・源覚寺(05.12)

 青山一丁目駅から地下鉄で飯田橋駅へ。小石川後楽園となりにある日中友好会館地下の中華料理店「豫園」が気になっていたので、ここで昼食をとりました。どう考えても美味くないわけはないでしょう。五目炒飯をいただきましたが、予想通りいい線いっています。油っぽくなくパラリと仕上がったご飯に卵がほどよくからみ、具とのバランスもよし。Good job. 地下ホールに二体の銅像がありました。国交がなかった時期に日中民間貿易(LT貿易)を進めた寥承志と、日中友好に尽力した古井喜實です。こうした先人たちの想いや努力を薄ら笑いをしながら平然と踏みにじる首相、そして「他の人より良さそうだから」などという理由で彼を支持している人々。暗澹たる気持ちになりました。
c0051620_15553346.jpg

 そして礫川公園の脇を進み、小石川の方へと歩いていきましょう。裏道の路地に入ると、家の前や壁面を鉢植えが埋め尽くしているお宅をよく見かけます。また「堀坂を守れ!」というマンション建設反対のポスターを発見。景観や住み心地をみんなで協力して守っていこうという気概をひしひしと感じます。
c0051620_15554623.jpg

 そして源覚寺(こんにゃくえんま)に到着。信心深い老婆に閻魔が己の右目を与え、それに感謝してこんにゃくを供えたのが縁起です。眼病治癒とこんにゃく… どういう関係があるのだろう? 他にも健康を祈願して塩を塗りつける塩地蔵や、毘沙門などもあり、「みなはんの願いをまとめて叶えてあげまっせえ」という雰囲気。千本ゑんま堂(引接寺)や釘抜きさん(石像寺)といった京都のお寺さんを思い起こしました。最近、こうした都市民衆の信仰を集める寺社に興味がありまして、見落とさぬよう気をつけて徘徊したいと考えています。新春の谷中七福神めぐりで見つけた田端の赤紙仁王も逸品でした。なお「南洋群島協会」が奉納した灰皿を発見。キョロキョロするとサイパン島にある慰霊像を模した像がありました。解説には「南洋群島とゆかりが深いこの源覚寺…」とありますが、どんなゆかりなんだろう? 謎が謎を呼びます、だから人生は面白い。
c0051620_1556196.jpg


 本日の一枚は、源覚寺の塩地蔵です。塩をなすりつけると、ディスプレイが傷つくおそれがあるので、注意してください。
c0051620_1715063.jpg

by sabasaba13 | 2006-02-25 06:10 | 東京 | Comments(0)
<< 東京錦秋編(5):沢蔵司稲荷・... 東京錦秋編(3):絵画館・イチ... >>