桐生・湯西川温泉編(3):湯西川温泉(04.2)

 JRで栃木にむかい、そこで東武鉄道に乗り換えるが、そのための時間的な余裕がほとんどないとのこと。私と某二氏は栃木駅につくと、誠心誠意真心をこめて力の限り階段を駆け下り切符を買い階段を駆け上り列車に乗り込みました。やれやれと振り向くと、誰も来ない…そしてドアが閉まる…  プシュー
 連絡のとりようがないので、われわれ三人だけで先に宿に直行することにしました。なんくるないさあ。栃木から二時間ほどで、鬼怒川の先の湯西川駅着。最終のバスで目的地、平家の落人伝説のある秘湯湯西川温泉に到着しました。そこは一面の雪景色、なるほど隠れ里ですね。
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 われわれは旅装をとき、のんびりと桧風呂・露天風呂につかり、舞い落ちる粉雪を堪能しながら雪見酒と洒落込みました。予想される某氏の苛烈な糾弾にどう応えるか考えながら、ひねりだしたのが下記の句二つです。

遅れ来る友待ちわびつ雪見酒  邪想庵
  選者評 友に対する真摯かつ暖かな友情に溢れた佳句。作者の想いに胸を打たれる。

遅れたほうが悪い         邪想庵
  選者評 自由律の特徴を生かした、友情に溢れた力強い佳句。作者の想いに腹を抱える。

 そして一時間ほどして、6人がタクシーで到着。そこはそれ、みなさん知性と教養と自立心と自制心に満ち満ちた大人ですから、ニッコリ見合す顔と顔、(たぶん)何のわだかまりもなく(おそらく)何の遺恨も残さず、和気靄靄と夕食をとり、あっという間に竹筒の酒をたいらげ、そして(筆者の知る限りでは)何事もなく、湯西川の夜は更けていきました。シンシン

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2006-04-12 06:05 | 関東 | Comments(0)
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