常陸編(14):真壁(06.4)

c0051620_6323920.jpg 再び公民館に戻り、すまなそうにあやまる係の方にタクシーの手配をお願いしました。待っている間、ふと窓口に積まれているパンフレットを見ると、その中に「皇居」というものがあります。わが目を疑いましたね。後学のため中身を読むと、沿革、一般参観の仕方と案内が記せられています。発行は財団法人菊葉文化協会、監修は宮内庁、そして財団法人日本宝くじ協会の助成を受けて作成されたとのこと。これまで宝くじは一度しか買ったことがありませんが、これでますます買う気を失いました。それはさておき、何故公民館で皇居の参観を促すパンフを配布するのか。今回の旅では、右翼・日の丸・神道・天皇制など、ナショナリズムによって人心を回収しようという動きにしばしば出くわしました。茨城県内だけでの動きなのか、全国的なものなのかはわかりませんが、後者のような気がします。それだけわれわれの日々の暮らしや営みが、小泉軍曹の推し進める新自由主義(経済自由化、企業の自由の優先、国際経済への国民経済の開放、外資支配の容認、国家の責任の放棄)によってかなりのところまで追い詰められているということの証左だと考えます。ま、軍曹を支持している以上、自業自得ですけれどね。いずれにしても、ナショナリズムという一筋縄ではいかない厄介な動き・精神状態に関しては、いろいろと勉強していきたいと思います。

 というわけで、常陸散策一泊二日小旅行の顛末でした。かえすがえすも、目を凝らしさえすれば、面白いものはそこいらじゅうに転がっていることを痛感しました。とともに、今、この国を覆っているナショナリズムの一端も垣間見えたような気がします。安易に希望をもたず、かといって絶望もせず、これからも歩き回り考え続けていく所存です。それでは。
by sabasaba13 | 2006-07-19 06:33 | 関東 | Comments(0)
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