北陸・山陰編(14):東尋坊(06.9)

 さてバスに乗り込み福井駅に戻りましょう。これからどうするか? タクシーに乗って東尋坊に行きついでに三国の町を徘徊できれば、明日の午前は最古の天守閣がある丸岡か、永平寺か、藤野厳九郎(魯迅作「藤野先生」のモデル)記念館のある芦原温泉か、吉崎御坊跡か、どれか二つぐらいはまわれるでしょう。とりあえず、えちぜん鉄道に乗り東尋坊に行ってみましょう。車窓から見える白い花は、おそらく蕎麦でしょう。そういえば福井はおろしそばが有名ですね、今晩の夕食はこれで決まり。約50分で終点三国港駅に到着し、下りるとそこには民家のみ、タクシーの影も形ありません。失敗したあ、三国駅で下りるべきだった… 海の方へさすらい大通りに出ると、東尋坊行きのバスが眼前を通り過ぎていきました。チェックメイト。これで三国散策は明日の午前にまわさざるをえなくなり、よって丸岡・永平寺・芦原温泉訪問はできなくなりました。ようがすようがす、また来ることにしましょう。とぼとぼと海沿いの道を東尋坊に向かって歩いていると、夕映えがはじまりました。以前に金沢旅行をした時に、越前大野と一乗谷に行ってその帰りに寄ろうとしたのですが日没直後でまともに見られなかったという苦い思い出があります。今回は夕陽に輝く東尋坊を見られそう。
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 途中から海沿いの遊歩道があり、樹々の間から見えつ隠れつする海を眺めながら十数分歩くとようやく到着です。ふわああああ絶景絶景。日本海の荒波で侵食された安山岩の柱状節理がそそり立つ奇観に見とれてしまいました。おまけに海と空を染め上げる見事な夕映え。来たかいがありました。写真を撮ろうとあたりを見回すと、いたいた、高価そうな三脚をセットした数人のカメラマンがいらっしゃいました、あそこがビューポイントだ。さっそくその場所に行き、背後から私も撮影。残念なことに水平線にかかる前に夕陽は雲の中に消えてしましましたが。
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 それにしても、「粗末にするな親からもらったその命」という掲示や、「救いの電話」と書いてある電話ボックスなど、ここで自殺をする人は今でもたえないようです。死んでしまったら、こんな美しい風景に二度と出会えなくなるのになあ。一応、番号を記しておきます。81-2823 妙信寺 お寺さんがボランティアで対応してくれるようですね。
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 そしてバスで芦原温泉駅まで行き、JRに乗って福井駅着。夕食はもちろん、おろしそばとソースカツ丼。後者は思ったよりいけました、ソースの奥深い味がいいですね。

 本日の二枚です。岩の上に座る二人の間の距離がとてもいいですね。
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by sabasaba13 | 2006-12-04 06:07 | 中部 | Comments(2)
Commented by 西山遊野 at 2006-12-04 23:21 x
随分各地を歩いておられますね。その行動範囲と内容充実にびっくり
するやら圧倒されるやらこれから順次拝見させていたいただきます。
高岡は私もいきましたがなかなか味わいのある街ですっかり気に
いりました。看板や標語も結構好きです。
Commented by sabasaba13 at 2006-12-05 19:59
 こんばんは。お褒めをいただいて恐縮です。旅をしていい街に出会えるのが無上の喜びです。高岡、臼杵、萩、大多喜、内子、黒石、金山、近江八幡、松江、桐生、富田林などなど、走馬灯のように思い出されます。
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