北陸・山陰編(23):東舞鶴(06.9)

 そしてタクシーに再び乗って東舞鶴を抜け、西舞鶴へ行く途中にある五老岳を登りその中腹にある五老スカイタワーに到着。タクシーとはここでお別れです。ここからの眺望は素晴らしいですね。紺碧の海と、複雑なリアス式海岸、そしてぽこぽことちらばる緑の小島が見事な景観をなしています。空気が澄んでいるときには、能登半島も遠望できるそうな。白い航跡を残しながら行き交う舟を見ているだけでも幸せな気分になれます。さてここから100円均一料金の巡回バス「プリーズ号」に乗って西舞鶴駅に向かいましょう。
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 私のお気に入りは左最前列の座席、前方の眺めがよいし、運が良ければ運転手さんとの会話も楽しめます。今回は大当たり、泉の如く次から次へと四方山話をしてくれる運転手さんでした。とにかく自衛隊がなくなったらこの町は終わりだとおっしゃっていました。造船と板ガラス工場もあるが、町の経済は自衛隊に頼っているようですね。そういえば「自衛官出身」という肩書きの書いてある選挙ポスターを見かけましたが、癒着の匂いが漂ってきます。またロシアや北朝鮮の船もしばしば立ち寄るとのこと。ロシア船は中古自動車を、北朝鮮船は中古自転車を山のように積んでいくそうです。そういえばロシア語の看板や表示を、時々街中で見かけました。ついでに鯖のことを訊ねると、やはり漁獲量は減っているようで、近海ものはほとんど京都の「いづう」(鯖寿司の名店)に送られてしまうそうです。楽しいひと時があっという間に過ぎ、西舞鶴駅に到着。駅構内には求人情報のパンフレットが山のように置かれていました。
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 これから舞鶴線に乗って、綾部で山陰本線に乗り換えて城崎へ向かいます。車窓からは、鯱を載せた黒瓦の重厚な屋根をもつ民家をよく見かけました。このあたりも能登瓦圏内なのでしょう。廃業した郊外の大型小売店舗も発見。地元の小売店舗を廃業に追い込み、採算が取れなくなるとあっさりと撤退かい、おうおうおうおう上等じゃねえかとからみたくなくなりました。市場原理主義の非情な論理を目の当たりした思いです。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2006-12-19 06:10 | 中部 | Comments(0)
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