岩井・東海村・結城・古河編(6):東海村(06.10)

 ふたたび同じ道を南へ向かい、日本原子力研究開発機構の前を通り過ぎてしばらく走ると、また原子力科学館という広報施設があります。入場無料、そして展示内容は、原発は必要、安全、必要、安全…(以下略)と呪文のように繰り返すものでした。
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 意表をつかれたのが、別館に「JCO臨界事故展示」というコーナーがあったことです。詳細な事実経過を解説するとともに、事故に関連した施設を復元してありました。「おおっ、関係者は本気で事故のことを反省しているんだ」と思ったそこの貴方、「ルノアール」のココアのように甘い! 展示の中央にこんな文言がでかでかと表示してあったのです。「大事なことはおびえ怖れることなくこの事故の真実を正しく理解し自分の生活、健康に自信を持つことではないかと思います。(1999年10月30日付『広報とうかい』より) ……………














 なんじゃこれは! 私の拙い読解力を駆使して解釈すると「原発事故におびえるな、生活・健康に悪影響はない」という意味です。あらまっちゃんでべその宙返り、呆れ果てるとともに、ムカムカと気分が悪くなるぐらい怒りがこみあげ、さらに奈落の底に突き落とされたような気持ちになりました。G・オーウェルの言う如く野卑むき出しの言葉づかいはしたくありませんのでできるだけ穏やかに言うと、こ、い、つ、ら、は、な、に、も、は、ん、せ、い、し、て、い、な、い。そしてそれをぬけぬけと公言するぐらい、一般市民の知的能力を軽視している。そして一般市民の知的能力は… なおここでは分厚い装丁の立派なパンフレットを三冊もらいましたが、これもわれわれの税金でつくられているのでしょう。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2007-01-17 06:12 | 関東 | Comments(0)
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