鎌倉錦秋編(5):朝比奈切通し・釈迦堂切通し(06.12)

 そしていよいよ朝比奈切通しへと向かいます。残念ながらガイドブックにはその付近の地図が載っていないので、地元の方に訊ねながらどうにかこうにかたどりつきました。この切通しは、鎌倉とその外港である六浦(現金沢八景近辺)を結ぶ重要な幹線だったのですね。実は以前に、金沢八景にある称名寺と金沢文庫(子どもの頃、両指で口を横に広げて「かなざわぶんこ」と言いませんでしたか)、夏島にある伊藤博文別荘跡(大日本帝国憲法草案をここで起草)を見た後、道に迷いながらも朝比奈切通しを徒歩で踏破して鎌倉入りしたことがあります。これもなかなか良い散歩でしたっけ。ここも化粧坂と同様に未舗装で石や岩がごろごろしており自転車では通れません。切通しのはじまるところに自転車を置き、徒歩で歩くことにしました。そこここから染み出る湧き水、鬱蒼と生い茂る木々、荒々しく切り立つ岩肌、かつて荷を担いでこの切通しを足繁く往来した人々の姿が思い浮かばれます。
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 トップのところで折り返して戻り、ふたたび自転車に乗って、釈迦堂切通しへと行きましょう。ここは鎌倉の域内にあるので鎌倉七口には含まれなのですが、岩盤をくりぬいてトンネルとした豪放な切通しです。がけ崩れの恐れがあるため通行禁止なのですが、………………(ピー) ………………。荒々しく立ちはだかる岩肌と、今にも崩れ落ちそうな洞門、そして街中とは思えない静寂さ。魅力的な場所ですね、ふうっ。
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 そして駅前に戻り自転車を返却、今夜の宿がある藤沢へと向かいました。

 本日の三枚、上の二枚は朝比奈切通し、下の一枚は釈迦堂切通しです。
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by sabasaba13 | 2007-03-13 06:15 | 関東 | Comments(0)
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