三浦半島編(8):観音崎(07.3)

 朝起きると快晴、上の方にいる誰かが私のことを好きなんだ! さっそく観音崎へ行って、砲台めぐりをしましょう。横須賀中央駅からバスに乗って約30分、バス停「京急ホテル前」で下車。目の前には近々開館予定の横須賀美術館が水平方向にだらーっと横たわっています。さて… どちらに行けばいいんだ? 付近を見回しましたが案内板等はいっさいありません。「保存版ガイド 日本の戦争遺跡」の小さな地図をたよりに、ええいままよ、と美術館右手の細い道を進みさらに緩やかな坂道を歩いていきました。途中に「まむしがでますからご注意ください」という看板があったのには、ぎくっとしましたけれど。そして数分後に、砲台跡にたどりつきました。
c0051620_673523.jpg

 以下前掲書より引用します。「観音崎砲台群は、日清・日露戦争当時、東京湾に入ってくる敵艦を撃破し、首都東京を守る目的で築造された。以後日本がアジア太平洋戦争敗戦まで民間人が立ち入ることのできない重要な要塞地帯で、浦賀水道をへだてた千葉県の富津砲台や大房(たいぶさ)岬砲台とともに東京湾入口部における軍事拠点の一つであった。」 しかし長距離砲や航空機の登場によってその存在意義を失い、実際に使用されたことはありませんでした。さて、ここは三軒家砲台跡です。大砲は撤去されていますが、円形の砲座跡が数ヶ所良好な状態で残されています。片側の崖には狭い切通しがつくられており、その奥には斜面に横穴を掘って弾薬庫らしきものがしつらえてありました。入口はコンクリートで固く閉ざされています。解説板には1896(明治29)年に完成と書いてあったので、日清戦争終結の翌年のことですね。廃止は1934(昭和9)年、「満洲事変」勃発の三年後です。
c0051620_675826.jpg


 本日の一枚です。
c0051620_681738.jpg

by sabasaba13 | 2007-05-11 06:09 | 関東 | Comments(0)
<< 三浦半島編(9):観音崎(07.3) 「未来を開く歴史」 >>