三浦半島編(14):久里浜(07.3)

 そして船着場に戻り、船に乗り込みます。途中で「世界最強と言われる米軍第七艦隊の宿舎が見えます」というマイクによる解説がありました。やれやれ、世界で一番多くの人間を殺せる人たちがあそこにいるわけだ。あの施設から米軍が撤退し、われわれのために活用できる日がくるのでしょうか。私たちの意思によって、今年中にもその日は来るのですけれどね。
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 そして徒歩で京急横須賀中央駅へと向かいます。気をつけて見回したのですが、原子力空母ジョージ・ワシントン配備に関する動きやポスター等を見かけることはできませんでした。アンテナをはって、注目しつづけたいと思います。京急に乗って久里浜駅で下車、最後に訪れたのはペリー上陸記念碑です。駅から野比海岸行きのバスに乗り、「ペリー記念碑」で下車すると、すぐ目の前に巨大な石碑が見えています。1853(嘉永6)年、黒船4隻を率いた米海軍提督ペリーが、大統領の親書を携えて開国を迫り、浦賀奉行が親書を受け取ったのがここなのですね。近代日本が歩む歴史を決定づけた出来事の起きた場所です。「強大な軍事力を国家がもたないと、この世界では生き残れない」という選択肢をその後の為政者たちは何の躊躇もなく選びました。しかしオルタナティブ(他の選択肢)はなかったのでしょうか? そして今でもないのでしょうか? 戦前はともかく、現在では私たちの意思がそれを決められるはずなのですが。なお碑文の揮毫は伊藤博文です。ちょっと歪んだ記念碑の形に、彼の屈折した想いを見て取るのは穿ちすぎでしょうか。近くにはペリー資料館もありますが、本日は休館日でした。バスで久里浜駅に戻り、帰宅。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2007-05-17 06:09 | 関東 | Comments(0)
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