中国編(3):上海(02.3)

 今日は上海の市内観光です。まずは明代につくられた庭園、豫園へ。この付近一帯は租界時代から最も中国人が多く住んでいた、一番中国らしい街とのこと。料理店・屋台・雑貨屋が密集し人が溢れた活気あるところです。横浜中華街を二十倍に広げ、数万人を詰め込んで、イースト菌で発酵させたような感じ。それにしても屋台で売っていたショーロンポーの旨そうなこと! 団体行動のため食せなかったのが、今でも心残りです。
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 美しい庭園を見学した後、近くの百貨店の中で昼食とお土産タイム。ゴーマンかましてよかですか。別に自慢するわけなんですが、こんなことがありました。烏龍茶を買おうと物色し、日本語を話せる若い女性の店員さんと値段の交渉をしたんです。あまりまけてくれませんでしたが購入。その後の会話です。「お客さんはどこからきた?」「東京です」「あなたは紳士だ」「(耳を疑い)えっ?! お世辞はけっこうですよ」「いや、もう買ってもらったからお世辞は言わない。あなたは紳士だ」天地神明八百万の神+山ノ神に誓い、事実です。(ほんとだよ、武者小路さん) よくよく考えると、多くの日本人旅行客が中国の店員さんに対してぞんざいで野卑な話し方をしているってことなんですよね。まず愛国心愛国心と声高に叫ぶ政治家・官僚の方々、こういう実態を把握しなさい。

 本日の一枚は、上海市内の光景です。バーイシクッ、バーイシクッ
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by sabasaba13 | 2007-09-17 08:57 | 海外 | Comments(0)
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