飛騨編(19):飛騨高山(07.8)

 そして高山本線に乗って、再び高山へ戻りましょう。駅前で自転車を借りて、めざすは「飛騨の里」です。途中に「飛騨高山テディベアエコビレッジ」というわけのわからぬミュージアムの前に、熊をかたどったわけのわからぬ顔はめ看板がありました。なぜ著名な観光地には、テディベアだの、ガラスだの、オルゴールだのといったミュージアムが林立しているのでしょう、理解できません。「客引き」と言ってしまえばそれまでですが。ペダルをこぐこと約20分、飛騨地方の古い民家を集めた野外博物館「飛騨の里」に到着。
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 合掌造りや民家もさることながら、木挽小屋・イノシシを追い払うためのシシオドシ・木造の火の見櫓・杣小屋・榑(くれ)小屋[板葺屋根の材料となる榑を貯蔵]・刈り取った稲を干すための稲架(はさ)小屋・馬を出血させて治療する血取り場炭焼小屋・神饌のために同心円状に稲を植える車田など、なかなかお目にかかれないレアな物件が目白押し。興味深く拝見させてもらいました。古民家では、萱葺屋根一面にさまざまな草花が生い茂る八月一日(ほずみ)家が圧倒的な存在感。屋根を補強するために、あえて植えたのかもしれません。
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 またここから眺める白山連峰は見ごたえ十分。
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 そして再び市内に戻り、全国に唯一現存する郡代・代官役所である高山陣屋へと向かいましょう。1692(元禄5)年、江戸幕府は飛騨を直轄領とし、明治維新にいたるまでの176年間に25代の代官・郡代が江戸から派遣され、行政・財政・警察などの政務を行いました。その役所・役宅(これは復元されたもの)・米蔵を併せて「高山陣屋」と称します。刑事裁判を行った御白洲や、大広間、米蔵の内部を見学することができます。
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 本日の四枚。一番上が八月一日家、二番目が車田です。
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by sabasaba13 | 2007-12-18 06:12 | 中部 | Comments(0)
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