ギリシア編(18):サントリーニ島(07.8)

 近くにあるスーパーマーケットで飲み物を購入。巨大なペットボトルに入ったワインや、大きな缶入りのオリーブ油が、この地での暮らしぶりを彷彿とさせます。
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 まだ夕食まで少し時間があるので、プールに入って火照りをさましましょう。青い空を見ながら背泳ぎをし、プールサイドでビールを飲めばこの世は天国さっ。夕食は牛肉のカツレツ。
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 せめて残照でも見ようと早めに席を立ってホテル前の海を見下せる公園に行きましたが、無念、もう闇が世界を覆っていました。すごすごと部屋に帰ろうとした時に山ノ神の託宣がくだりました。ポンッ 「町の夜景が綺麗であろうぞ」 なるほど、そうかもしれない。さっそくフィラの街中にくりだしてみました。いやあ、坂道の両側に建ち並ぶ煌々と明るい土産屋や飲食店に目も眩み、大変な人混みで息も切れてしまいます。ん、この雰囲気はどこかで… パンッ 清水坂だっ。
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 それはともかく、海に面した道に出ると、そこには輝く光の波が斜面いっぱいに散らばっていました。これは綺麗だ… 、「妻の意見と茄子の花にゃ、千に四百八十九ぐらいしか無駄ない。」という経験則の数値が、462に下がりました。夜風に吹かれながら海沿いの坂道を歩いていると、気分は淡島千景と森繁久彌です。カポッカポッカポッカポッカポッ 蹄の音が聞こえてきます。振り向くと石畳の坂道を十数頭のロバたちが上ってきました。そういえばこの真下にはオールド・ポートがあり、お金を払えばロバに乗ってここまで上ってこられるという情報がガイドブックにありましたっけ。本日の営業は終了で、塒に帰るところなのでしょう。でも足元が危なっかしいなあ、手すりも低いし。ロバもろともエーゲ海に沈んで心中なんてぞっとしないなあ…(伏線)
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 夜景を堪能し、ホテルに戻ろうとすると、広場のところで民族舞踊のショーが行われていました。リズミカルで心浮き立つメロディ、ギリシア民謡はなかなかいいですね。
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 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2008-01-22 06:13 | 海外 | Comments(0)
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