ギリシア編(20):ミコノス島(07.8)

 そしてミコノス島に到着。相も変わらず酷烈な日差しです。荷物を観光案内所に置いて、ここから徒歩で昼食場所まで移動。ミコノス島には断崖はなく、海からゆるやかな斜面にそって町が広がっていました。やはり白漆喰と青とこげ茶を基調とした、統一感のある美しい町並みです。
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 港に蛸が干してあるのは観光用でしょう。海沿いに異なメーターがあるのは、船の給水用? 給油用?
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 レストランに着くと、ペリカンがお出迎え。彼もミコノス島名物のひとつだそうです。昼食はムール貝のリゾットとサガナキ(揚げチーズ)。私、あまりムール貝もリゾットも好きではないのですが、それほど違和感なく美味しく食べられました。気がつくと、椅子の下に猫が来て何やら物欲しげな顔をしています。人生感意気、功賞誰復論、ここで会ったが百年目、盲亀の浮木優曇華の華、毛がすり合うも多生の縁、いいでしょう、ご飯粒をあげましょう。「今日の飯はちょっと柔らかめだな」と言わんばかりに上品にたいらげた彼は、すぐ違うテーブルへと優雅に行ってしまいました。馘首にされた時の選択肢がまた一つ増えたぞっと。ミコノス島の猫になってやる!
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 さて、腹ごなしにレストラン近辺をふらっと歩いてみました。すぐ裏手にあるのが、純白のパラポルティアニ教会、もこもこもこっと大地から盛り上がったような独特なフォルムが魅力的です。わずか85平方kmのミコノス島には教会が300以上もあるそうです。ここからは海越しに風車群を遠望することができました。
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 付近の家々は白漆喰を基調に、思い思いの色で戸や窓を塗りアクセントにしています。中には、変電盤の箱やガスボンベまで同色でコーディネイトしてある家もありました。コーディネイトはこおでねえといけねえ。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2008-01-24 06:13 | 海外 | Comments(0)
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