駿河・遠江編(3):遠州森(07.11)

 そして町の中心部へはここから十分強で到着。ところどころに「秋葉道・塩の道」という表示が掲げてありました。「祭りビデオ」という看板を掲げた店があったので、お祭りがさかんなようです。
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 まずは森町城下へと行ってみましょう。解説板によると、太田川を隔てて天方城跡を望むことから城下という地名がついたようです。途中に二ヶ所の曲がり角(鍵の手)があり、往時の宿場町の佇まいを感じることができます。建物自体はそう古いものは見当たりませんが。軒高を低くおさえた「ずし二階」や、家屋が道に対して斜めに構えられているのも見どころ。前者についてインターネットで調べたところ、「厨子二階」とも書き、物置場や使用人の寝室として使用された明取り窓のある屋根裏部屋のことで、大名行列を見下ろさないための配慮からできたという説もあるようです。「厨子」とは調度品を入れる棚をさすので、一階部分を生活空間として広く利用するために物置としてつくられた小二階と考えたいですね。後者については理由がよくわかりません。推測ですが、旅人が足洗いなどに利用できる空間として広くとったのではないかな。ご存知の方はぜひご教示をお願いします。
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 鍵の手のところには、まるでランド・マークの如く、正統的な火の見櫓があたりを睥睨していました。なぜこんなに火の見櫓が多いのだろう? (沈思黙考) 以下、推測です。火伏せのご利益を求めて秋葉神社に参詣する旅人が宿泊するわけですから、この宿場町で火事が起きたら、ゲンをかついで客足が遠のいてしまう。よって万全の防火体制をしいた。いかが?
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 町並みでは茶としいたけの販売店がよく目につきます。ふとわき道を見ると、軒下には冬の日に輝く大根と柿がつるされていました。
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 こうじ店も二軒あったので、味噌をつくっている家庭が今でも多いのかもしれません。そして駅近くの中心街を走り抜けました。軒先にとりつけてある赤い三角旗は、交通事故への注意を喚起するためなのでしょうか。
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 そして遠州森駅に到着、ここから次の目的地・遠州横須賀に向かいますが、ここらで燃料補給をしなければ。幸い、駅前に中華料理店と喫茶店がありました。こういうケースでは躊躇なく後者を選択する、わ、た、し。店の主人と世間話をするのが何よりの楽しみです。さっそく飛び込んでカレーライスを注文、しかし五十代らしき女性の店主は調理で忙しく、あまりお話はできませんでした、残念。列車の到着時刻が近づいているのであわててかきこみ、自転車を返却し、列車に飛び乗りました。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2008-05-07 07:48 | 中部 | Comments(0)
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