駿河編(14):三島(07.12)

 そして白滝公園のところを斜めに曲がり、水辺の文学碑が立ち並ぶ水上通りに入ります。若山牧水、太宰治、正岡子規(「面白や どの橋からも 秋の不二」)などが、三島を題材として書いた一文が碑文として刻まれています。これはなかなか楽しい。中でも、大岡信の詩が印象的でした。「地表面の七割は水 人体の七割も水 われわれの最も深い感情も思想も 水が感じ 水が考へてゐるにちがひない」 なぜ私たちがきれいな水の流れる情景や街に恋焦がれるのか、その一つの答えですね。
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 数分歩くと、伊豆一の宮、源頼朝もあつく信仰したという古い神社の三嶋大社脇の入口に到着です。正面に向かって歩くと「御神域につき左の行為を禁じます 一、犬・猫をつれての境内参入 一、捨て犬・捨て猫 一、犬・猫へのエサやり」 大山祇神・事代主神はよほどの犬猫嫌いとみた。掃除が大変なのはわかりますが、もう少し生命をいとおしむ慈愛があってもいいんじゃないのかな。参道に出ると、初詣で荒稼ぎする準備が着々と進んでいました。的屋さんたちはせっせせっせと店やテントの準備で大童です。おっやっぱりあった! すぐそこには弥次さん喜多さんの顔はめ看板がありました。やけに立派な作りなので裏に回ると、いろいろとご託がならべてありました。「1,2人で弥次さん、喜多さんの気分になって記念写真を撮影して下さい。2,弥次さん、喜多さんになって、詩・俳句・和歌・短歌・川柳・狂歌などなどを短文にまとめて下さい。3,記念写真と一文を添えてご投稿下さい。 静岡県建設業協会内 昭和会 弥次喜多の会」 和歌と短歌の違いってなんだ、というつっこみはおいといても、なかなか壮大なプロジェクトのようですね。その後ろには、源頼朝・北条政子の腰掛石。1180(治承4)年5月に頼朝が平家追討の心願を込めて百日の日参をした折に、腰かけて休息した石とのことです。以仁王と源頼政が挙兵した月ですね、この三ヵ月後には頼朝も挙兵することになります。
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 そして最近気に入っている絵馬ウォッチング。「日本精機向MP12が問題なく立上がりますように」「裁判に勝てますように」「アンパンマンになりたい」「てにす」 いやはや神様も大変です。
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by sabasaba13 | 2008-07-25 08:10 | 中部 | Comments(0)
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