浅草七福神編(9):福禄寿(08.1)

 金美館通りを左折してしばらく直進すると、合羽橋道具街となります。脇の路地をふと見ると、子供たちがローセキで遊んだ跡を見つけました。かつて道路は、子供たちが想像力をはばたかせるキャンバスだったのですね。しかしすぐそばのマンション入口には「この街は通報する街」という下谷警察の挑戦的な貼紙がありました。おうおう、てことは、ローセキで遊んでいる子供たちに「おいちゃんも昔そうやって遊んだもんだよ、お菓子買ってあげるからいいとこに行かない」と声をかけて連れ去ろうとしただけでも通報されるのかい。(つっこみ:されるされる)
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 ま、冗談はさておき合羽橋道具街に到着です。ほんとうに、ここの調理・台所用品の品揃えにはバールのようなもので後頭部を叩かれたぐらいに感動します。山ノ神も♪俺の闘志がまた燃える♪と鼻歌を唄いながら、戦闘態勢完了。(♪愚痴も言わずに女房の小春♪というフレーズは唄ってくれないのかな) 幸いなるかな、4/5はまだお休みなので、買い物は短時間ですみました。私もこの手のものは好きなので、喜んでおつきあい。へえー、卓上で使う、あのわけのわからない字が書いてある小型コンロを飛騨こんろと言うのか。初めて知りました。今インターネットで調べたところ、珪藻土でつくってその上に美濃和紙を貼ってあるのですね。ちなみにあの字は、大抵は謡曲の譜面で、中国の不老不死の子供の話を題材とした「菊慈童」という能が多いそうです。へえーへえーへえー。さて某店で山ノ神が購入したのは、つみれを成形するための竹の器とへら。私の数少ない得意料理「鳥団子なべ」をつくるさい、成形は山ノ神に任せているもので。そしてフジマルのフライパン。私の数少ない得意料理「ほうれんそうチキンカレー」をつくった時に、フライパンを焦げつかせてしまったもので。私の数少ない得意料理「雪虎」をつくるためのおろし金を所望したらこれは却下。「今ので十分です」 ラジャー。
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 うさぎやのドラ焼きに加えてフライパンも背負うのか、やれやれと表情に出さず内心で慨嘆していたら、山ノ神曰く「ドラ焼きは私がもってあげる」 おうまいがっ! なんだかんだ言ったって私のことを気遣ってくれているんだ。偕老同穴ですねえ、比翼連理ですねえ、とはしゃいでいたら、彼女曰く「ドラ焼きがつぶれるから」 おうまいがっ
 金色に輝くかっぱ河太郎にあいさつをして、わき道をすこし歩くと福禄寿のいる矢先神社に到着です。
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 徳川家光が国家の安泰祈願のために三十三間堂をこの地に建てて通し矢を行ったのが名前の由来だそうです。福禄寿は鳥山明の漫画に出てきそうな、親しみやすいお姿でした。
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 なお拝殿の格子天井には、日本の乗馬の歴史を描いた100枚の絵が描かれています。宮司さんの趣味だったのでしょうか、硫黄島で戦死したバロン西の絵もちゃんとありました。なおこちらではアルコール分が少ない結構なお味の甘酒がふるまわれていましたが、これは嬉しい心配り。そして朱印をいただいて、これでフィニート。さあ遅い昼飯にしましょう。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2008-08-28 06:21 | 東京 | Comments(0)
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