2006年 04月 03日 ( 1 )

ダボス編(18):クール(05.12)

 さて徘徊を再開。アルカス広場近辺の中世の趣を残す狭い路地を彷徨い、かつての城門であるオーバー門をくぐってもどり、市庁舎を拝見しました。ゴミ箱に必ず州(カントン)の紋章を刻んであるのが目につきます。自治精神の現れでしょうか。
c0051620_1034128.jpg

 駅に戻り、今度はサンモリッツに向かう列車に乗り込みます。なおたいていの列車には食堂車がついています、これも羨ましいサービスです。そういえば日本では列車の食堂車が、いつの間にか消えてしまいましたね。そう大した議論も起きなかったのではないかな。今にして思えば戦後の歴史の大きな転換点だったと思います。効率を優先して、旅の楽しみを奪った国鉄(JR?)、そして奪われても抗議をしなかった国民。そうそうイリオモテヤマネコの如く絶滅間近き喫煙愛好家のために言っておきますと、ほとんどが禁煙車です。ホームでは自由に吸えますが。地下にあったチューリヒ空港駅は全面禁煙だったので、一応の配慮はしているようです。なお駅の表示には、やはりロマンシュ語表記がありました。列車に乗り込み向かい側のホームを見ると、DB(ドイツ鉄道)の列車が入線してきました。ヨーロッパですなあ。
c0051620_10341626.jpg

 そして列車は出発。雪に鎖された幾多の町や村を駆け抜け、やがてアルブラ川渓谷の断崖絶壁の中腹を、へばりつくように列車は進んで行きます。絶景絶景。
c0051620_10343232.jpg

 数多のトンネル、鉄橋、石橋を駆け抜け、やがて近づいてくるのがランドヴァッサー橋。高さ65mの緩やかにカーブする、ローマの水道橋のような美しい石橋を渡って、列車は向こう岸のトンネルに吸い込まれていきます。わずか一瞬ですが、この光景を見たくて帰りは違うルートを選択したわけです。フィリズールで乗り換えて、30分程でダボス・プラッツ駅に到着。駅周辺を散策してバスでドルフ駅に戻ろうとしたら、ちょうどスポーツセンターでアイスホッケーの国際試合が終わったようで大変な混雑です。これはバスには乗れそうもないと腹をくくり、厳寒の街を歩いてホテルまで帰ることにしました。それほど空腹ではないので、途中にあるCOOPでサンドイッチを購入し、これを夜食としましょう。

 本日の一枚は、ランドバッサー橋です。
c0051620_18305038.jpg

by sabasaba13 | 2006-04-03 17:20 | 海外 | Comments(0)