2008年 02月 10日 ( 1 )

ギリシア編(33):(07.8)

 というわけでなかなか面白い旅行でした。最も心に残ったのはやはりサントリーニ島です。あの海の青と空の青と白い家のフォルムの乱舞は忘れられません。ひさしぶりのパック・ツァーでしたが、これはこれでいいのものですね。特に移動の簡便さはほんとうに助かります。もちろん、自由時間が少ない、よって現地の人々との関わりができづらいという致命的な欠点がありますが。ま、行く先によって適宜使い分ければいいのかな、という平凡な結論に達しました。

 追記。実はわれわれが帰国した日に、あの大規模な山火事が発生しました。テレビをはらはらしながら見ていましたが、被害が最小限であるよう祈るのみです。こんな時に国営国際救助隊「雷鳥」があればなあ… 「利権と汚職の巣窟」自衛隊を一刻も早く解体してこれを立ち上げれば、世界の各地で苦しんでいる人にとって光明となるのにね。
 それはさておき現況はどうなっているのでしょう。思うに、あの事件の背後には格差という問題があるのではないか。いや格差という言い方はよくないですね、まるで収入の差が大きいけれど生死には影響しないというイメージを与えてしまいます。格差ではなくて貧困。しかも栄養失調や餓死にまで追い込まれる貧困層が激増しているのではないか。アテネを訪れてそういう印象を受けました。そうした人々がドラスティックな社会的変化、現在のシステムや秩序をひっくり返し貧困が均等に行き渡るような変化を求めているのではないか。例えば戦争であり、例えば大災害です。今回の山火事は放火の疑いが濃いとの報道ですが、もしそうだとしたら、えげつなくおぞましい社会を揺さぶるという気持ちが犯人にあったのではないか。もちろん無責任な推測です。ただ日本でも同じような事態が起こりそうな予感があります。それが戦争か、暴動か、人為的な大災害か、どういう形をとるかはわかりませんが。ほら、その足音が聞こえてきませんか。ひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひたひた

 本日の一枚はデロス島の遺跡です。100年後のニューヨークや東京の姿かもしれません。
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by sabasaba13 | 2008-02-10 07:57 | 海外 | Comments(0)