2008年 03月 27日 ( 1 )

肥前編(18):川棚(07.9)

 大村駅から大村線で川棚に向かいます。その先にハウステンボスがあるので、車内はけっこう混み合っていました。左手に大村湾を眺めながら約25分で川棚駅に到着、ここでのお目当ては魚雷発射試験場跡をはじめとする戦争遺跡と、日向・鬼木の棚田、やきものの里・波佐見です。駅周辺には観光案内所も貸し自転車もなし、これは確信していました。長崎の観光案内所でパンフレットをもらっておいてよかった。駅前食堂でお魚定食をいただきながら、行程を確認しました。どう考えても路線バスでは回りきれません、よってタクシーを3時間貸切にしてもらいましょう。
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 幸い、駅前にタクシーの営業所があったのでさっそくお願いしました。まずは駅の近くにある川棚海軍工廠跡へ。戦争当時、日本一の水雷工場といわれ、雷撃機に搭載する九一式航空魚雷を生産していました。今は普通の工場となっており、解説板が残るのみです。運転手さんがすぐそばに珍しいものがあるというので、連れていってもらいました。海沿いの立入禁止区域の中に、円錐形屋根+円筒形家屋のコンクリート製物件がポコンと建っていました。このあたりは高射砲が設置されていたということなので、おそらく測距のための施設でしょう。
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 そして車で十分ほど行ったところにある片島魚雷発射試験場跡へ。さきほどの海軍工廠で生産した魚雷を発射試験し、島の頂上にある観測所から観測して性能をチェックしていたところです。海ぞいに倉庫らしき廃墟があり、そこからL字型の桟橋が海へとのびています。そこにはレール跡がはっきりと残っていました。曲がった突き当りにはこれも廃墟となった三階建ての細長いコンクリート製建物、おそらく観測所ですね。その脇は、開閉扉用の溝がついた小さなドックになっており、ここから魚雷を発射したことがわかります。その少し先の海中には、廃墟となった観測所がありました。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2008-03-27 06:13 | 九州 | Comments(0)