2011年 05月 17日 ( 1 )

熊野古道編(26):大斎原(10.3)

 朝、爽快な気持ちで目覚めカーテンをあけると、陽光がふりそそいでいます。熊野の神さん、あっりがっとさんっ! 歯を磨き顔を洗い、朝食をいただき、バスの発車時刻まですこし時間があるので宿の周辺をすこし散策しました。すこし歩いたところにあるのが「力石」、小栗判官が湯治の間、体力の回復を試すために持ち上げた石だそうです。その前にあるのが「まかずの稲」、小栗が髪を結んでいたワラを捨てたところに稲が生え、毎年実り続けたそうです。ここから離れたところに「車塚」、小栗が乗ってきた土車を埋めた塚があるそうですが、もう時間がないので探訪は断念。
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 宿に戻って宿代 8500円を支払い、弁当を受け取って、バス停に移動。7:01発のバスに乗り込んで、熊野本宮に着きました。まずは旧社地である大斎原(おおゆのはら)へ。すこし歩くと正面に大鳥居が見えてきました。これが噂の日本一の大鳥居ですね。「教えて! goo」のある解答によると、明治神宮:高さ12m/幅17m(木造)、氷川神社(埼玉・川越):高さ15m(木造)、厳島神社:高さ16m/幅24m(木造)、弥彦神社:高さ30.16m/柱間20.0m(鉄筋コンクリート造)、出雲大社:高さ23m(鉄筋コンクリート造)、熊野本宮大社:高さ33.9m/横42m(鉄筋コンクリート造)、神柱宮:高さ25m(鉄筋コンクリート造)といった次第で、高さに関しては、鉄筋コンクリート造ではこの熊野本宮大社、木造では厳島神社の鳥居が日本一だそうです。ま、別に鳥居フリークではないのでどうでもいいのですが。鳥居をくぐると、七分咲きの桜が朝日に輝いていました。
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 そして杉並木の間をすこし進むと広い空間が開けていますが、ここが旧社地である大斎原ですね。先述のように1889(明治22)年の大洪水でここにあった社殿が流され、現在の地に移転したわけです。解説板によると、一遍上人とも縁の深い地なのですね。このあたりも桜が多く、目を楽しませてくれます。なお近くの国道沿いにきれいな公衆便所があったので、出すべきものを絞り出しておきました。ガイドブックによると、しばらくトイレはなさそうですので。
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 そして熊野川沿いを走る国道168号線を東の方へ歩いていきます。途中にあった橋には、「←世界遺産 大峯奥駈道」という表示がありましたが、おおここが吉野と熊野を結ぶ修行の道、役行者が開いたといわれる修験道の道、大峯奥駈道の入口なのですね。以前に訪れた吉野でも、吉野側の入口を確認したので、これで大峯奥駈道の両端を制覇したことになるわけだ。だからどうした、と言われては返す言葉もありませんが。このあたりから眺める熊野川の景色は素晴らしいですね。朝日を浴びて輝きながら雄渾に蛇行するそのお姿には、神々しさすら感じます。中世の熊野詣では、本宮から新宮までこの熊野川を舟でくだるのが通例だったそうです。おおっ見るも無残に朽ち果てた「飛び出し小僧」を発見、さては何かで熊野の神々の怒りを買ったのか君は。
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 請川橋を渡り、下地橋バス停のところに、熊野古道の道標がありました。なおここから50mほど歩いたところにもトイレがあるようです。
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 本日の五枚です。
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by sabasaba13 | 2011-05-17 06:25 | 近畿 | Comments(0)