2011年 05月 19日 ( 1 )

言葉の花綵51

 平和とは、潜在的な力が黙々として邪悪なものに対して収める持続した勝利のことである。(ポール・ヴァレリー)

 人類は存続することを望む限りにおいてのみ存続するだろう。(サルトル)

 我々の信念や判断が真理に仕えずに、我々の欲望の企図するところに仕えるようにせよと人々は望む。むしろ自分の欲望とは全く反対な逆な極端に走って間違いを犯すかもしれない。それほどに私は、自分の欲望に駆使されるのが恐ろしい。更にまた、自分が願い求めることを、私は極端に警戒するのだ。(モンテーニュ)

 政府がこのようにこの人民の生殺与奪権を握る以上、人民が政府に対して生殺与奪権を握っても少しも驚くことはない。人民が自らを護るのは当然である。何びとも他人を支配する絶対権を持っていない。絶対権を持ち得る場合は、指導される人々の幸福をはかるためにだけである。政治をとる人間は誰でも、船長が難破を避ける義務があるように、戦争を避ける義務がある。(モーパッサン)

 人間は、世界を導いてゆく義務があるのに、運命というものを発明して、これに世界の混乱をかずけてしまおうとする。宿命などというものはない! 宿命とは、我々の意欲するものである。また、更にしばしば意欲し足りないものでもある。(ロマン・ロラン)

 良心なき知識は霊魂の荒廃に外ならぬ。(フランソワ・ラブレー)

 良心は、力を以て左右することのできない性質のものであり、むしろ教化されねばならず、決してこれを抑圧したり侵犯したりしてはならぬ。従って、もし信仰でも、それが強いられれば、それはもはや信仰ではない。(ミシェル・ド・ロピタル)

 反対意見を強制的に抹殺しようとする者は、間もなく、あらゆる異端者を抹殺せざるを得ない立場に立つこととなろう。強制的に意見を劃一化することは、墓場における意見一致を勝ちとることでしかない。しかも異なった意見を持つことの自由は、些細なことについてのみであってはならない。それだけなら、それは自由の影でしかない。自由の本質的テストは、現存制度の核心に触れるような事柄について異なった意見を持ち得るかいなかにかかっている。(ロバート・ジャクソン)

 本に読まれないように! (渡辺一夫氏の父)

 好きなことを楽しく一所懸命にやるのだな。(辰野隆)

 判りやすい日本語に訳せないフランス文は、結局よく判っていないんだよ。(辰野隆)
by sabasaba13 | 2011-05-19 06:17 | 言葉の花綵 | Comments(0)