2017年 04月 09日 ( 1 )

焼津編(3):焼津(17.3)

 東海道本線の列車に乗り、三十分ほどで焼津に到着です。駅構内ではさっそくマグロとカツオの広告が出迎えてくれました。駅前には、小泉八雲の記念碑がありました。
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 後ほど触れますが、彼は焼津の海が気に入って、夏にはよく避暑に来ていたのですね。碑文を転記します。
焼津にて 小泉八雲

 焼津というこの古い漁師町は、日がカッとさすと、妙に中間色のおもしろ味が出てくる町だ。この町が臨んでいる小さな入江、その入江に沿う白茶けた荒磯の色が、まるでトカゲのような色をおびてくるから妙だ。町は、丸いゴロタ石を積み上げた異様な石垣で、荒い海から守られている。この石垣のてっぺんから陸の方を眺めると、小さな町の全景がひと目で見渡される。灰色の瓦屋根の広いひろがり、風雨にさらされて白茶けかえった家並。そのあいだに、ところどころ松の木の茂っているのは、寺のある場所を示している。目を転じて、海の方を眺めると、これはまた紺波碧濤数マイル、いかにも雄大な眺めである。
 はるかかなたの水平線とくっきりと劃っている、峨々たる青い連峰はさながら紫水晶を置いたようで、そのむこうには、左の方に高く、四囲の山々を圧して、富士の麗容が嶄然とそびえ立っている。
 まずは駅前にある焼津市観光協会に寄りました。電動式の自転車を借り、観光地図と資料を所望。また「探しにいこう!浜通り」という、八雲が滞在した山口乙吉宅があった界隈の観光地図もいただきましたが、これはあとで重宝しました。はい、ここで質問が二つあります。一つ目、富士山をよく眺めることができる場所はどこでしょう。すると「YAIZU富士山ビュー」という資料を出して、ディスカバリーパーク焼津屋上からの眺望がよいとのお答えでした。しかし気温が上昇したためか、今では靄がかかってあまりよく見えない模様です。係りの方曰く、小川(こがわ)港から漁船ごしに富士山を眺めるのもおつなもの。よろしい、そちらに行きましょう。二つ目、安くて美味しいマグロが食べられるお店を教えてください。すると彼女は「小川港魚河岸食堂」と即答、なんでも仲買人向けの食堂ですが一般客もOK、メニューが豊富で安くて美味しいそうです。ん? 小川港、渡りに船、一挙両得、一石二鳥、富士山とマグロの両方が堪能できそうです。なおいただいた観光地図には焼津市マスコットキャラクターの「やいちゃん」が載っていました。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2017-04-09 09:04 | 中部 | Comments(0)