2017年 07月 30日 ( 1 )

近江編(19):近江八幡(15.3)

 それでは、市街地へと戻りましょう。途中に「元祖 近江八幡水郷めぐり 船のりば」という看板があり、「日本で一番おそい乗り物 元祖手こぎの舟」と記されていました。残念ながら営業はもう終わり、機会があったら乗ってみたいものです。
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 ユニークな透かしブロックを撮影して、旧ヴォーリズ住宅に到着。下見板張りの壁と大きな窓と煙突が印象的な、洒落た住宅です。
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 解説板を転記します。
 この建物は、「近江兄弟社」を創設し、県内を始め(ママ)関西地方を中心に、教会や学校、病院、住宅、商業建築など一千棟を超える建物を設計したウィリアム・メレル・ヴォーリズの後半生の自邸である。
 この住宅は昭和六年に幼稚園の教員寄宿舎として建築されたが、建築途中に自宅に変更され、引続いて和室部が増築されている。
 外観は質素であるが下見板張り、両開きの窓、暖炉の煙突などに洋風を感じさせる。
 内部は独立した洋室の間取りや数多く設けられた収納空間、さらに夫人のために日本の生活様式に合わせて和室を取り入れるなど生活面での配慮と機能性を重視したヴォーリズの設計態度がよく表れている。
 なおヴォーリズ記念館として公開されていますが、内部の見学は要予約とのことでした。こちらもぜひ再訪したいものです。

 そして旧八幡郵便局へ、表現のしようがないのですが、ユニークな意匠のひと目見たら忘れられない建築です。解説パンフレットから引用します。
 特定郵便局として1909年に活動を始めて1921年にヴォーリズ氏によって増築設計された建築物である。スパニッシュスタイルの和洋折衷の寄棟屋根のヴォーリズ初期の貴重な建物である。朽ち果てて原型を失った建物を、現在は「NPO法人 ヴォーリズ建築保存再生運動一粒の会」の1人1人の熱意により再生中で、コミュニティー施設として一般に開放されている。
 中に入ると、ヴォーリズ関係の本や資料を販売していました。資料を二点購入し、係の方としばし談笑。私がヴォーリズ建築を探訪していると話したら、破顔一笑、二階に案内してくれました。ぼこぼこの床を示しながら話してくれた再生の苦心談などを、興味深く拝聴。どうもありがとうございました。
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 本日の二枚です。
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by sabasaba13 | 2017-07-30 06:28 | 近畿 | Comments(0)