2017年 08月 25日 ( 1 )

言葉の花綵166

 息をこらしむせび泣きつつ
 お前の名をひそかに書く
 灼けつく渇きで
 灼けつく渇きで
 民主主義よ 万歳 (金芝河 『灼けつく渇きで』)

 人を堕落させるのは権力ではなく、恐怖です。権力を失う恐怖が、権力を行使する者を堕落させ、権力の鞭の恐怖が、権力に支配される者を堕落させるのです。(アウンサン・スーチー)

 生活と権利を守ることは、口先だけでいくらいっても守れるものではないのだ。闘うよりほか、私たちの生きる道はないのだ。(朝日茂 『人間裁判』)

 文革中、私が牛小屋に入れられ、反革命分子の牌子を首からかけられている時も、私の読者は隠れて、密かに私の作品を読んでくれました。それが読者です。(巴金)

 いつまでも米兵に脅え、事故に脅え、危機にさらされながら生活を続けていくのは、私は嫌です。末来の子どもたちにも、こんな生活はさせたくありません。私たち生徒、子ども、女性など弱い存在に犠牲を強いるのは、もうやめてください。…私たちに静かな沖縄を返してください。軍隊のない、悲劇のない、平和な島を返してください。(仲村清子 「沖縄県民総決起集会」スピーチ)

 それぞれの土から 陽炎のように ふっと匂いたった旋律がある 愛されてひとびとに 永くうたいつがれてきた民謡がある なぜ国歌など ものものしくうたう必要がありましょう おおかたは侵略の血でよごれ 腹黒の過去を隠しながら 口を拭って起立して 直立不動でうたわなければならないのか 聞かなければならないのか 私は立たない 坐っています (茨木のり子 『鄙ぶりの唄』)

 旗振るな 旗振らすな 旗伏せよ 旗たため 社旗も 校旗も 国々の旗も 国策なる旗も 運動という名の旗も (城山三郎 『旗』)

 国民の側でもウソを容認しすぎた。軍隊への招集は、ほとんどの人にとって、迷惑・恐怖・嫌悪であったのに、表向きは「オメデトウ」「祝出征」と言う。百人中九十九人までウソなのにである。(小沢郁郎)

 二度と生きて福祉を受けたくない。あなたが死ねと言ったから死にます。(抗議する老婦人 『豊かさとは何か』)

 無知は、普遍的図式の衣をまとってあらわれるときにこそ、もっとも強く叩かなければならない。(ゲオルギ・ディミトロフ)

 権力を握ったファシズムは金融資本の公然たるテロ独裁である。(ゲオルギ・ディミトロフ)
by sabasaba13 | 2017-08-25 06:30 | 言葉の花綵 | Comments(0)