2018年 02月 15日 ( 1 )

京都観桜編(11):渉成園(15.3)

 それでは渉成園へと向かいましょう。途中に鈴木組というレトロな洋館がありました。線路を北へ越えると梅小路公園、入口からのぞくとけっこう桜がありましたが七分咲き。先を急ぐことにしました。なおこちらには京都鉄道博物館があります。梅小路蒸気機関車館の時代には訪れたことがあるのですが、リニューアルしてからは未見です。いつか見学に行きましょう。
 キッチュな装飾にまみれた摩訶不思議なビルは、「富士ラビット」です。京都における自動車販売店としては草創期に創業した「日光社」のビルだそうです。「富士ラビット」とは、富士重工業(スバル)のスクーターのことでした。
c0051620_6291397.jpg

 そして渉成園に着きました。池泉回遊式庭園をもつ東本願寺の飛地境内地(別邸)で、1641(寛永18)年に三代将軍・徳川家光から当地約一万坪が寄進され、石川丈山の趣向を入れた作庭がなされました。二度にわたる火災のために園内の諸殿は焼失。現在の建物は明治初期から末年ごろに至る間に順次再建されたものだそうです。こちらは紅葉もきれいで、なおかつ何時来ても混雑していない稀有なお庭で、われわれは「困った時の渉成園」と言い慣わしております。おおっやはりガラガラだ。しかも桜はほぼ満開、ユニークな意匠をした楼門造りの傍花閣(ぼうかかく)のあたりや印月池(いんげつち)のほとりをそぞろ歩き、写真を撮りまくりました。
c0051620_6293869.jpg

 そして二条城へと向かいましたが、途中にある明倫幼稚園の桜が満開でした。そして「紫織庵」、気にはしていたのですが訪れる機会がなかったので今回は見学することにしました。江戸後期名医・荻野元凱の屋敷を、1926(大正15)年に豪商・井上利助が最新のライト様式のモダンな洋間を加えて新築し、その後絹織物製造卸などを行う川崎家が本宅兼迎賓館として受け継ぎ、現在は「京のじゅばんと町家の美術館」として一般公開されています。洋館部分を武田五一が、茶室や和室部分を上坂浅次郎が設計参与した、京町屋の傑作ですね。残念ながら写真撮影は禁止でしたが、趣味の良い洋館・茶室・中庭を堪能いたしました。
c0051620_630840.jpg

 本日の五枚です。
c0051620_6303538.jpg

c0051620_631190.jpg

c0051620_631303.jpg

c0051620_632189.jpg

c0051620_6323316.jpg

by sabasaba13 | 2018-02-15 06:33 | 京都 | Comments(0)