神様は富というものを軽蔑していらっしゃるから、ロクでもない奴にしかお与えにならない。(オースティン・オマリー)
考えてみれば、金というのはセックスとまったく同じで、充分にある時は他のことも考えるけれど、足りないとなるともうそのことしか考えられなくなる。 (ジェイムズ・ボールドウィン) 恋というのは本当にすてきなものだから、老いたらお金を払ってでも買うのよ。(フランソワーズ・サガン) 貧しい者は自分が相手に近づくことができないだけでなく、もう愛していない相手から逃れることができない。(E・M・フォースター) 貧民席の人は拍手してください。それ以外の方は宝石をじゃらじゃら鳴らしてください。(ジョン・レノン) 金を数えられる間はまだ本当の金持ちではない。(ポール・ゲッティ) 私をメンバーとして迎えてくれるようなクラブには入りたくない。(グルーチョ・マルクス) ぼくは君の意見には反対だ。しかし、きみがそう言う権利のためには命を懸ける。(ヴォルテール) 表現の自由とは何か? 世論に逆らう自由がなければ、表現の自由など無意味だ。(サルマン・ラシュディー) 暗殺とは究極の検閲である。(ジョージ・バーナード・ショウ) 私に言わせれば、テレビはとても教育的だ。誰かがスイッチをいれた途端に、私は別の部屋に行って本を読む。(グルーチョ・マルクス) TVというのは、テリブルなヴォードヴィルの頭文字だ。(グッドマン・イエス) テレビは、何百万もの人々に同時に同じジョークを伝えながら、その全員を孤独なままに置く。(T・S・エリオット) 世界の隅々まで光りをもたらすものが二つだけある。一つは太陽であり、もう一つがAP通信だ。(マーク・トウェイン) 政治家は自分でも自分が言っていることを信じていないから、他人が信じてくれるとびっくりする。(ドゴール) 何かを測るのはやさしい。むずかしいのは、自分が何を測っているかを正確に知ることだ。(J・W・N・サリヴァン) 世の中には三種類の嘘がある。嘘と、とんでもない嘘と、統計だ。(ディズレーリ) 科学というのは刃物だから、玩具にしていると自分の指を切る。(アーサー・エディントン) 科学の目的は無限の知恵への扉を開くことではなく、過ちの可能性を有限にすることだ。(『ガリレオの生涯』 ブレヒト)
写真は見たままの現実を写しとるものだと信じられているが、そうした私たちの信念につけ込んで写真は平気でウソをつくということに気づかねばならない。(ユージン・スミス)
人間を食ったことのない子どもは、まだいるかしらん。子どもを救え… (魯迅 『狂人日記』) 強き百万といえでもおそれず、弱き民は一人といえどもおそれ候事、武道の本意といたし候事。(長州諸隊の規律) 魚は天のくれらすもんでござす。天のくれらすもんを、ただで、わが要ると思うしことって、その日を暮らす。これより上の栄華のどこにゆけばあろうかい。(『苦海浄土』 石牟礼道子) 人間の精神に対する社会や倫理の影響を真剣に考えまいとする者はしばしば、人のふるまいや性格の多様性を生得の違いに帰するという、まことに品性を欠く思考法を選ぶものだ。(ジョン・スチュアート・ミル) 青春はとても好いものだから若い奴に与えるのはもったいない。(サマセット・モーム) 高位文化が誕生するためには、低位文化の絶えざる振幅が条件である。(シクロフスキー) 他人に痛めつけられても眠ることはできるが、他人を痛めつけては眠ることができない。(沖縄の諺) 愚行と秘密は相携えるのである。(ヨハン・ガルトゥング) 肝要な点においては抵抗し、肝要でない点においては譲歩する。(ヨハン・ガルトゥング) 運動が効果を発揮するには忍耐力が絶対不可欠である。圧力を増大する必要もないが、それは減少するべきではない。運動は微力だが、強固かつ耐久的な過程になることによってのみ政府を打倒することができる。(ヨハン・ガルトゥング) 悪いことして、理くつくっつける人間は、用心しなきゃなんねえぞ。(『ひかりごけ』 武田泰淳) すべて、こんなやつは、皆生まれつきなので、適宜に教育でもしたなら、それはえらいものになったのであろうに、惜しいことには卑賤の身分に生まれ、生涯衣食に追われて十分に腕をのばすことができなったのだ。しかし、それがため国家とか政治とかいう小理屈を並べながら、たいそうな悪事をやらなかったのは、世間のためにはかえって幸いだったかもしれないよ。(『氷川清話』 勝海舟) ミッテランには百人の愛人がいる。その中の一人がエイズなのだが、それがどの女か彼は知らない。ブッシュには百人のボディガードが付いている。その一人は実はテロリストだが、それが誰か彼にはわからない。そして私には百人の経済顧問が付いていて、その一人は優秀なはずだが、それが誰だか私にはわからないんだ。(ミハイル・ゴルバチョフ)
他民族を侵略する国家は自国民を解放することはできない。(フリードリッヒ・エンゲルス)
私たちは自分には自信が持てないから、人のためにいいことをしなくては存在していけないと思い込んでいた。でも、「これが完全なるいいことだ」と自分では判断ができず、そう断言してくれる絶対他者が必要だった。それが尊師だったんです。私たちが「尊師」を必要としていたから、松本智津夫が「尊師」になれた。その意味では、オウムが生れたのは必然だった。そして日本の社会には「私たち」の予備軍が数多く潜んでいるにも間違いない。この社会が潜在的に病んでいる限り、新しいオウムが出てくる可能性は十分あると思うんです。(オウム教団元女性信徒) 現実によって現実を批判することはできない。理想によってこそ現実は批判できるのだ。(矢内原忠雄) 罪の有無、老若いずれを問わず、われわれ全員が過去を引き受けねばなりません。全員が過去からの帰結に関り合っており、過去に対する責任を負わされているのであります。 心に刻みつづけることがなぜかくも重要であるかを理解するため、老若たがいに助け合わねばなりません。また助け合えるのであります。 問題は過去を克服することではありません。さようなことができるわけはありません。後になって過去を変えたり、起こらなかったことにするわけにはまいりません。しかし過去に目を閉ざす者は結局のところ現在にも盲目となります。非人間的な行為を心に刻もうとしない者は、またそうした危険に陥りやすいのです。(ヴァイツゼッカー大統領) 現実と理想を融合させるために、英知と努力を傾けるのが政治家の任務である。(南原繁) 芸術は人類の保養地だ。(パウル・クレー) 歴史は勝者によって語り継がれてゆく。(三原脩) これ以上、望むものはありません。あとはお金が尽きるのと、命が尽きるのが同時であればいいんです。(福沢さん) 田舎はのんびりするために用意された場所ではない。そもそも人間は自然や因習から解放され、のんびりするために都会をつくったのだから。(高橋秀実) 疲れて家に帰ったとき、自分がいったことは全部間違いだと思う瞬間がある。(バートランド・ラッセル) 精密であることは、つくりもの(フェイク)だ。(ホワイトヘッド) 押しつけない、抑えつけない、決めつけない、美化しない。(徳永進) いいさ、死んだら死んだで生きてゆくさ (草野心平) 私は大学でたくさんのことを学んだが、そのあとたくさん、学びほぐさなければならなかった。(ヘレン・ケラー)
これらの悪の天才は、把握不可能の圏(ゾーン)を作る能力にある。(ソール・ベロウ)
白馬に乗った王子様を待つのはおやめなさい。自分で自分を救うのよ。私たちが待っていたのは、ほかでもない、自分自身なのです。(ベラ・アブザク) わが国民は、呼吸よりも運転を選ぶことだろう。(メキシコ・シティ行政局局長アレハンドロ・エンシーナス) 真実を探し求める権利には、当然、義務も含まれる。(アルバート・アインシュタイン) ぼくは二十歳だった。それが人の一生でいちばん美しい年齢だなどとだれにも言わせまい。 一歩足を踏みはずせば、いっさいが若者をだめにしてしまうのだ。恋愛も思想も家族を失うことも、大人の仲間に入ることも。世の中でおのれがどんな役割を果たしているのか知るのは辛いことだ。 ぼくらの世界は何に似ているだろうか。(『アデン・アラビア』 ポール・ニザン) オレはジャガイモを見つけた。まだ泥がいっぱいついていて、すごく丁寧に泥を落とさなければならない。でも泥を落としたときには、みんなの大事な食べ物になる。(レナード・バーンスタインの佐渡裕評) 臆病者は死ぬ前に何度も死ぬ。勇者はただの一度しか死を味わうことはない。(『ジュリアス・シーザー』 シェイクスピア) ぼくはだめだ。自分がどの程度の人間かはよくわかっている。それなりの経験は積んできたからね。打率が二割三分くらいで、それ以上は打てないことを承知している野球の選手、それがぼくさ。(『武器よさらば』 ヘミングウェイ) されど背後に絶えず聞く 翼ある時の戦車の、急ぎ近寄るを (マーヴェル) ぼくとしては、オーストリア軍が勝っている限り、彼らは戦闘を止めたりはしないだろう、という気がするだけです。人がキリスト教徒になるのは敗北しているときだけですよ。(『武器よさらば』 ヘミングウェイ) サンドイッチが届いた。ぼくは三切れ食べて、マティーニをもう二杯飲んだ。これほどクールですきっとしたものを味わうのは初めてだった。なんとなく、自分が洗練された人間になったような気がする。(『武器よさらば』 ヘミングウェイ) 歳をとったからといって、人は聡明になることはない。ただ注意深くなるだけでね。(『武器よさらば』 ヘミングウェイ) 良質なウィスキーは実に楽しい。人生の喜ばしいものの一つだ。(『武器よさらば』 ヘミングウェイ)
風になびく富士のけぶりの空に消えて 行方も知らぬわが思いかな (西行)
銃殺隊のいない革命など意味はない。(レーニン) 私自身が認める最大の問題は、この十七年間、要請してきたものは実際には道具なのです。人間ではないのです。自分で独立した判断基準を持たない道具になる人です。(科学技術大副学長・方励之) 私はドイツが大好きだ。だから、いつまでもドイツが二つあってほしい。(フランソワ・モーリャック) 権力は腐敗する。絶対的権力は絶対的に腐敗する。(アクトン卿) 私の作品は二十二歳の自分への手紙だ。(司馬遼太郎) 新しい音(note)なんてどこにもない。鍵盤を見てみなさい。すべての音はそこに既に並んでいる。でも君がある音にしっかり意味をこめれば、それは違った響き方をする。君がやるべきことは、本当に意味をこめた音を拾い上げることだ。(セロニアス・モンク) 人間よ、人間よ、人間なら、憐れみなしに生きていけない。(ドストエフスキー 『罪と罰』) 何人も無垢のまま支配することはできない。(サン=ジュスト) 「蒸気機関が発明されて以来」と、イワノフは答えた。「世界は恒常的に異常事態下に入ってしまった。戦争と革命は、まさしくこの状態の目に見える表現だね…」(『真昼の暗黒』 アーサー・ケストラー) 「われわれは全ての因襲を捨て去った。われわれの唯一の指導原理は論理上の必然性に従うことである。われわれは倫理という底荷(バラスト)は積まずに航海している。」 おそらく、諸悪の根源はそこにあった。おそらく、底荷無しで航海に出るのは、人間には向かなかったのだ。おそらく、理性だけというのは欠陥のある羅針盤であり、それに従っていると、ひどく曲がりくねって、ねじくれた航海に迷い込んでしまい、最終的には、目的地を霧の中に見失ってしまうことになるのだ。 おそらくじきに、大暗黒時代が到来するであろう。(『真昼の暗黒』 アーサー・ケストラー) こんな奴は沢庵石をつけて海の底へ沈めちまふ方が日本の為だ。(『坊つちやん』 夏目漱石) 私たちは、地球にしている仕打ちを、おのれの体にもしているのだろうか? (ミッチェル・L・ゲイナー) 数えられるものがすべて価値があるとは限らない。 価値のあるものがすべて数えられるとは限らない。(アルバート・アインシュタイン) 主は与え、奪いたもう。だが主はもはや、その行為ができる唯一の存在ではない。(アルド・レポルド)
起こったことは起こったことです、起こらなかったことにはできません。起こったことと真正面から向き合って、為すべきことを為すしかございません。為すべきことを為せば誇りが生まれます。誇りはわたしを支え励ましてくれます。(『8月の果て』 柳美里)
倭奴にはだれの服にも血がついてるよ。ナムジャ(おとこ)もヨジャ(おんな)もアイ(こども)もノイン(ろうじん)も… (『8月の果て』 柳美里) こわいのは けいさつじゃないよ こわいのは なれることだ (『8月の果て』 柳美里) 僕は恐怖の種に水をやらない 一滴もだ (『8月の果て』 柳美里) 泣いても痛みは流れんよ 殺せない痛みなら 生かしてやるしかない てのひらで魚をすくうように大切に (『8月の果て』 柳美里) この国を倭敵から奪い返した暁に、もし、まだ、おれの命があったら…三人で…嵐が止んだあとの草みたいに根と枝をからみ合わせて生きていこう (『8月の果て』 柳美里) たいていのジャズ・ミュージシャンは笑うのが大好きだ。もしあなたがプロのジャズ・ミュージシャンになりたいと思っているのなら、あなたは笑うことを覚えた方がいい。そうしないと泣いてばかりいることになるだろう。私たちはもちろん笑ってばかりいるわけではない。この世間のおおかたの人々と同じように、落ち込むときだってある。しかし大好きな音楽をみんなで集まって演奏できるんだという喜びが、私たちに良きユーモアの感覚をもたらしてくれるような気がする。(『ジャズ・アネクドーツ』 ビル・クロウ) 学校で教えているような連中からは、リアリティーなんて学べっこないさ。(『ジャズ・アネクドーツ』 ビル・クロウ) ジャズ・ミュージシャン自分たちの犯した音楽上の間違いを、逆に新しいアイデアとして生かすことに習熟している。(『ジャズ・アネクドーツ』 ビル・クロウ) 彼はオリジナリティーを探し求め、新奇なものと珍奇なものとの差を見て取ることができた。(『ジャズ・アネクドーツ』 ビル・クロウ)
私は自衛のための暴力を、暴力とは呼ばない。知性と呼ぶ。(マルコムX)
アウト・ボクシングは客には受けないんだよ。金が必要だったからな。何かを得るためには、何かを失くさなきゃならない。(『GO』 金城一紀) 独りで黙々と小説を読んでる人間は、集会に集まってる百人の人間に匹敵する力を持っている…そういう人間が増えたら、世界はよくなる。(『GO』 金城一紀) そもそも、国籍なんてマンションの賃貸契約書みたいなもんだよ。そのマンションが嫌になったら、解約して出て行けばいい。(『GO』 金城一紀) 誰であれ、怪物と戦う者は、その過程においてみずからが怪物にならぬよう注意すべきである。長いあいだ奈落をのぞきこんでいると、奈落もまたこちらをのぞきこむものだ。(ニーチェ) みんな、云っとくがな、 生まれるってな、つらいし 死ぬってな、みすぼらしいよ んだから、掴まえろよ ちっとばかし 愛するってのを その間にな。(「助言」 ラングストン・ヒューズ) 同情には、喉にひっかかると神をも死に至らしめるような骨があるのだ。(ニーチェ) 微笑みというごく単純な徴に人間の問題のすべてが含まれている。(グァルディーニ) 猫に愛情を感じない人間は芸術家としての情操に欠くるところありと断言して憚らないネ。(伊丹万作) 危機の瞬間において歴史的主体におもいかけず立ち現われてくる、そのような過去のイメージを確保することこそが重要なのだ。(ヴァルター・ベンヤミン) 二度と起こってはならないこの事実をカメラで記録するのが、カメラマンとしてのつとめだ。(宮武東洋) 過去はただ記憶に残るわけではない。記録されて、初めて記憶に残るのだ。(アンドレア・フイセン) 価値判断の絶え間ない堆積が僕らの人生をつくっていく。(村上春樹)
成功には千人の父がいるが、失敗は孤児である。(ジョン・F・ケネディ)
民衆の上に基礎を置く者は泥の上に立つがごとし。(古い諺) 簡潔こそ智慧の心臓、冗漫はその手足、飾りにすぎませぬ (シェークスピア 『ハムレット』より) 車は地球を破壊する。(横見浩彦) その長い年月を思い、木を活かす次の働き場所を見つけてあげることが大切です。(ジョージ・ナカシマ) 子供の遊びはまじめな仕事だ。ふざけているのは大人だけだ。(アンリ・バルビュス) 他人と違う何かを語りたければ、他人と違う言葉で語れ。(スコット・フィッツジェラルド) 人間がどれだけ死力を尽くして何かを追求したところで、その分野で人々に認められるのは稀なことなのだ。(ジャック・ロンドン) そして彼は枕に頭を押しつけ、耳を覆い、こう思った。何でもないことだけを考えよう。風のことを考えよう、と。(トルーマン・カポーティ) 思うのだが、僕らを噛んだり刺したりする本だけを、僕らは読むべきなんだ。本というのは、僕らの内なる凍った海に対する斧でなくてはならない。(フランツ・カフカ) ―町は、夜になると、宝石で飾られるのだ。この世界の光景は、ついには、いやおうなしに、僕らにある大きな現実を暴露してしまう。それは人間同士のあいだをへだてる差異、民族の差異よりももっと深く、飛びこえることのできない溝をもつ差異、はっきりきわだって―これは恕しえない―一国の人民の間に横たわる区別。利用するものと困苦するもの…一切を犠牲にすることを、数を、力を、忍苦を、すべてを犠牲にすることを要求されるものと、その上を踏みつけてすすみ、微笑をうかべながら成功するものとの差異だ!… 「国がひとつだなんて、嘘の皮だ」と、とつぜんヴォルパットがずばりといってのける。「二つの国があるんだ。まったく赤の他人の二つの国に分れているんだ。向うの前戦には、不幸な連中が多すぎるし、ここの銃後には、幸福なものが多すぎる…」(『砲火』 アンリ・バルビュス) 二つの軍隊が戦うのは、ひとつの大きな軍隊が自殺するのと同じことだ。(『砲火』 アンリ・バルビュス) 名前ってなに? バラと呼んでいる花を 別の名前にしてみても美しい香りはそのまま (『ロミオとジュリエット』)
楽しみは うしろに柱 まえに酒 左右に女 ふところに金 (狂歌)
さあやるか昼からやるかもう五時か (サラリーマン川柳) 医者と学者と易者、この三者こそ、あらゆる職業の王である、とわたしには思われる。なぜならこの三者は、自分の意見で他人の生き方を変えることができるからである。(井上ひさし) 天才とは、蝶を追っていつのまにか山頂に登っている少年である。(ジョン・スタインベック) この手紙がいつもより長くなってしまったのは、もっと短く書き直す余裕がなかったからにほかなりません。(パスカル 『プロヴァンシアル』) 人は冗談好きだと太るのか、それとも脂肪の内部には人を冗談好きにする要素がもともと含まれているのか、それはにわかには断定できない。(エドガー・アラン・ポー 『ホップフロッグ』) 世の中に澄むと濁るで大違い 刷毛に毛があり 禿に毛がなし (unknown) 大方はおぼろになりて我が目には白き盃一つ残れる (石榑千亦(いしくれちまた)) 世の中に醜女はいない ウォトカが足りないだけだ (ロシアの小咄) 少し人間より強いものが出て来ていじめてやらなくてはこの先どこまで増長するか分からない。(夏目漱石 『吾輩は猫である』) 社葬なんかすれば、交通渋滞の原因になり、世間に迷惑がかかる。そんなことはクルマ屋として、絶対にやってはならない。(本田宗一郎) 我が社は目下、下り坂である。しかし、下り坂は上り坂よりはラクである。(永田雅一) ファドはアマリア・ロドリゲスとともに死に絶え、そして彼女とともに不滅であろう。(なかにし礼) (茶の湯の席で話題にしてはいけないもの) わが仏 隣の宝 婿舅 天下の軍 人の善悪 (肖柏) たとえ、孔子様であれ、孟子様であれ、帝国大学を出ていなければ教授にすることはできません。(文部官僚某) 私が田中角栄だ。小学校高等科卒である。(中略) できることはやる。できないことはやらない。しかしすべての責任は、この田中角栄が負う。以上。(田中角栄) おとろしか。おもいだそうごたなか。人間じゃなかごたる死に方したばい。さつき。(中略) ギリギリ舞うとですばい。寝台の上で。手と足で天ばつかんで。背中で舞いますと。これが自分が産んだ娘じゃろかと思うようになりました。犬か猫の死に際のごたった。(石牟礼道子 『苦海浄土』) 琴になり下駄になるのも桐の運 (川柳)
尺八「首振り三年ころ八年」
鰻屋「裂きは三年蒸し八年、焼きは一生」 書道「横棒三年縦棒十年、点は一生」 政治家「橋は三年、鉄道一生」 (unknown) 外交官と女性の違いは何か。外交官が「はい」と言ったら「たぶん」の意味で、「たぶん」と言ったら「否」の意味で、「否」と言ったら外交官ではない。しかるに女性は「否」と言ったら「たぶん」で、「たぶん」と言ったら「はい」で、「はい」と言ったらもう女性ではない。(アインシュタイン) さくら咲く咲く 平和の空で 野暮な原爆 ためすバカ (西条八十 『大当り景気ぶし』) 女ほど世にも尊きものはなし 釈迦も孔子もひょこひょこと産む (『お血脈』) ぼくはいつもこういうことになるんだ…トーストを落としても、バターを塗った方が床についてしまうんだ。(鎌田敏夫 『男女7人夏物語』) 日々を過ごす/日々を過つ/二つは/一つことか/生きるとは/そのまま過ちであるかもしれない日々… (吉野弘 『過』) 数字を思いついたら倍にしろ。(ディック・フランシス 『罰金』) 妹の嫁入りでんな (値ェ(姉)と相談) (unknown) 主張と収入の和は一定である。(渡辺和博 『金魂巻』) 過去はなまけ者の幻だ 末来は馬鹿者の希望だ (堀口大學 『現在教秘義』) 子供叱るな、来た道じゃ 老人笑うな、行く道じゃ (unknown) 来て見れば聞くより低し富士の山 釈迦も孔子もかくやあるらん (村田清風) いい人と歩けば祭り 悪い人と歩けば修業 (瞽女 小林ハル) 才能も智恵も努力も業績も身持ちも忠誠も、すべてを引っくるめたところで、ただ可愛気があるという奴には叶わない。(谷沢永一) テイラー「お金がすべてじゃないわ」 ディーン「持ってる人はそう言うんです」 (『ジャイアンツ』) 欲深き人の心と降る雪は つもるにつけて道を忘るる (『夢金』) 下人・下女にいたるまで、皆みな、ぬす人と心得べく候 (島井宗室) 誰でも、生れた時から五つの年齢までの、あの可愛らしさで、たっぷり一生分の親孝行はすんでいるのさ。(岩崎老人 『塀の中の懲りない面々』) < 前のページ次のページ >
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自己紹介
東京在住。旅行と本と音楽とテニスと古い学校と灯台と近代化遺産と棚田と鯖と猫と火の見櫓と巨木を愛す。俳号は邪想庵。 カテゴリ
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