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四国旅行(04.2)の時につくった俳句です。
松山や梅の向こうの天守閣 咲きはじめの梅が枝から垣間見える松山城… 絵になりました。 磨きたる石のぬくみや五剣山 石屋が建ち並ぶ牟礼の街から、五剣山が眺望できます。ちょうど小春日和のうららかな日で、みごとに磨いてある石材に触れるとほのかに暖かい。 槌音や石工にも春来たるらむ これも牟礼の街。石を削る槌音が、春が来たのを言祝ぐかのようにリズミカルに鳴り響いていました。 寒禽や屋島の方へ飛び行けり イサム・ノグチ庭園美術館の小山から、屋島が一望できます。彼の生まれ変わりのような石に寄りかかって眺めていると、鳥が屋島の方へ飛翔していきました。まるで彼の魂であるかのように。 音も無き小春日和や志度の町 街全体がまどろんでいるようでした。 春一番寂しき駅を吹きゆけり これは内子駅。山の稜線がそれはそれはクリアに見えたのを記憶しています。 寒雀道後の駅に集ひけり 道後温泉駅は洒落た洋風建築なのですが、その梁のところに雀がたくさんとまっていました。
法師温泉旅行(05.2)の時につくった俳句です。雑俳ですが…
雪冠りて怒り鎮めし浅間かな 高崎の少林山達磨寺から遠望した浅間を詠みました。でも鎮めてはいけない怒りもありますよね。 梅の香の心洗ひしタウトの家 同じく達磨寺にあるブルーノ・タウトの寓居「洗心亭」が題材。ちょうど梅の花がほころびはじめて、良い香をはなっていました。 身の溶けて雪となりけむ法師の湯 身も心も溶けて、蒸発して、空に上って、雪になって、法師の山々に降り積もったような気がしたので… 亡き母の初寝の宿や雪埋む 先日逝去した義母の新婚旅行がここ長寿館だと聞いて驚きました。 < 前のページ次のページ >
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自己紹介
東京在住。旅行と本と音楽とテニスと古い学校と灯台と近代化遺産と棚田と鯖と猫と火の見櫓と巨木を愛す。俳号は邪想庵。 カテゴリ
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