屋久島編(20):奄美大島(08.3)

 午前8時に、ホテル前から古仁屋行きのバスに乗り込みました。奄美大島をほぼ縦断するのですから、一時間二十分ほどかかります。さっそく左側最前列の席に陣取り、あわよくば運転手さんとの会話を楽しみましょう。昨日乗ったバスもそうでしたが、運転席すぐ後ろの席は荷物置き場となっています。なかなか会話の糸口をつかめないうちに、ほとんど客の乗り降りがないバスは快調に走り、途中で時間調整のため五分ほど停車することになりました。
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 外に出て紫煙をくゆらせ、再びバスに乗り込むと、運転手さん曰く「もし客が乗ってこなかったら、中で吸ってもいいよ」。おー・まい・がっ! おそらく公共輸送機関の内部で煙草を吸える機会はもう二度となさそうなので、お言葉に甘えることにしました。そしてこれをきっかけに会話もはずむことになります。ウサギを描いた道路標識は、「天然記念物のアマミクロウサギに注意」ということだそうです。その近くには、アマミクロウサギの動きを観察するためのビデオ・カメラが路傍に設置されていました。
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 奄美大島でもっともさかんな産業は何かと訊ねると、「あましん」というお答え。あましん? 離島である奄美大島振興のための政府補助金のことでした。かつてはさとうきび生産が重要であったそうですが、なにせ1tで二万円という低価格のために不振をきわめているそうです。「道路がきれいですね」と言うと、天皇が来島する際に整備したそうです。なお後日に友人から聞いたのですが、屋久島の遊歩道が整備されたのも皇太子来島のためだとか。こうした権威に対して卑屈な態度は、何とかなりませんかねえ。地元民が必要だったら整備する、必要なかったら整備しない、それだけの話なのに。「海がきれいですね」と言うと、北部・中部では汚れがひどくなってきており、南部か加計呂麻島周辺でないとほんとにきれいな海にはお目にかかれないとのことでした。
by sabasaba13 | 2008-12-03 06:06 | 九州 | Comments(0)
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