屋久島編(21):加計呂麻島(08.3)

 てな会話をのんびりとかわしていると、やがて複雑に入り組み湾が見えてきました。加計呂麻島へ渡る船の拠点・古仁屋に到着です。
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 帰りのバスの発車時刻をチェックし、「24時間ストライキ」のポスターにエールをおくり(でも今日じゃなくてよかった)、港にあるターミナルに行って10:00発の加計呂麻島行き定期船を確認しましょう。
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 なお古仁屋からの船は瀬相港か生間港のどちらかに着きますが、ガイドさんとの待ち合わせは10:20に瀬相港(だと思い込んでいました)。しかし案内の方に聞いても、どこから船が出るのか要領を得ない答えです。港に佇んでいた人に教えてもらった桟橋に行っても表示はないし、待っている人もいない。不安な気持ちを抱いたまま立ちすくんでいると、10:00になってしまいました。しかし船の"ふ"の字も見えない… こりゃやばい、遅れてしまう。幸いこの港には海上タクシーがありまして、加計呂麻島まで3000円ほどで渡ってくれます。背に腹はかえられない、漁船のような小さなタクシーに乗り込み、瀬相港まで飛ばしてもらいました。
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 十分ほどで港に到着、やれやれ間に合… しかし港にはそれらしきガイドも車も見当たりません。時刻はすでに10:25、ふと悪寒が背筋を走り血の気がひきました。もしや生間港と間違えたか… 早くガイドさんに連絡をとらねば。しかし私は自慢ですが携帯電話をもっていません。嗚呼、携帯電話を持っていればよかった、と思うことが年に二、三回あるのですが、まさしくこの時がそれでした。幸い港の小さな待合室の前に公衆電話がありましたが、潮風でがじがじに錆びついています。テレフォン・カードを挿入し、かかってくれよかかってくれよ、と念じながら震える指でガイドさんの携帯電話番号を押しました。(この番号をメモして持参していた件に関してだけは自分を誉めてあげたい そういう問題か[ツッコミ]) ぷるるるるる ぷるるるるる ぷる 「はいっTですが」と元気のよい女性の声が返ってきました。ああよかったあ。事情を話すと、これは私の完全なる間違い、待ち合わせ場所は生間港でした。電話の前で三跪九拝しながらお詫びの言葉を述べると、かんらからからと笑いながら許してくれました。そしてすぐ近くに海軍司令部跡があるのでそれを見学した後近くにある荒廃した無人マンションのそばで待っていてほしい、30分ほどでそちらに向かう、なお同乗者が一人追加になったので了承してほしい、というお言葉。一も二も三もなく了承し、さっそく教えてもらったとおり、瀬相港から左手へ海沿いの道を十分ほど歩き続けると、ちょっとした広場に行き当たりました。中央には慰霊碑、左側には「大島輸送隊奮戦記概要」が刻まれた石碑、右側には蒲鉾状のトーチカとしてつくられた戦闘指揮所跡が残されています。
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 そして途中にあった荒れ果てたマンションのそばでしばらく待っていると、ガイドのTさんが車に乗ってやってきました。小柄ながらもエネルギー120%充満、という感じの元気な女性でした。互いに簡単な自己紹介をし、急遽同行することになった客(私と同年輩ぐらいの女性)を紹介され、さきほどの失態についてお詫びをし、さあカケロマ・ツァーのはじまりはじまり。

 本日の三枚です。
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by sabasaba13 | 2008-12-04 06:22 | 九州 | Comments(0)
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