京都観桜編(10):平野神社(08.3)

 このあたりには桜の隠れ名所が集中しています。すぐ近くの火水天満宮では枝垂れ桜がほぼ満開でした。毛並みと恰幅のよい猫が、のそのそと愛想をふりまいていました。君もこれからは腹囲を測られるのかい、余計なお世話だよねえ。
c0051620_745671.jpg

 妙覚寺の立派な桜も見頃。なおここの大門は聚楽第の裏門を移築したものだそうです。
c0051620_7455213.jpg

 妙顕寺の桜は五分咲き。「尾形光琳墓在此寺中」という石碑があったので探したのですが、見つかりませんでした。これは少し心残り。
c0051620_7461673.jpg

 そして堀川通を渡るとすぐ妙蓮寺です。こちらには十月から四月まで咲き続けるという珍しい御会式(おえしき)桜がありました。巷の噂では、この花びらを持ち帰ると恋が成就するそうです。しかし枝を折って持ち帰る不届き者がいるらしく、散った花びらでないと効果がないよという注意書きがありました。
c0051620_746394.jpg

 さてここから寺之内通を西行して長駆平野神社へ向かいましょう。言わずと知れた桜の名所、五十種類四百本の桜があるそうです。また入江敦彦氏のご教示によると、京都には「平野はん」という嘲りの句があるとのこと。(平野神社→北野天満宮の先にある→北野を越えて→汚のう肥えて) いやあ京都人の恐るべきユーモア感覚には脱帽です。桜は七分咲きですが、境内にあふれかえる花見のための有料桟敷席には驚きました。中には舞妓をはべらせて酒宴をしているご一行も見かけました。東京ではあまり見かけない光景ですね。落ち着いて桜を愛でる雰囲気ではないのでそそくさと退散。
c0051620_747376.jpg

 すぐ近くの北野天満宮にも立ち寄りましたが、あまり桜はありません。境内を散策していると、秀吉が行った「北野大茶湯之址」という記念碑がありました。なおこちらでは、生まれてはじめて、賽銭を回収するシーンを見かけることができました。神主さんも巫女さんも心なしか嬉しそう。
c0051620_7472553.jpg


 本日の五枚、上から火水天満宮、妙覚寺、妙顕寺、平野神社(二枚)です。
c0051620_7475125.jpg

c0051620_7481153.jpg

c0051620_7483393.jpg

c0051620_7485197.jpg

c0051620_7491012.jpg

by sabasaba13 | 2009-01-03 07:49 | 京都 | Comments(0)
<< 京都観桜編(11):千本釈迦堂... 「素晴らしきアメリカ帝国」 >>