アイルランド編(47):イニシュモア島(08.8)

 45分ほどの快適なクルーズで、イニシュモア島の玄関・キルロナンに到着です。フェリーから次々と吐き出される人・人・人の波・波・波。もう完全な観光地になっていることがよくわかりました。なお年間に約25万人の観光客が訪れるそうです。よって自転車を借りられるのか少し不安でしたが、まったくの杞憂、そこかしこにレンタル・ショップがあり、しかも膨大な数の自転車が並べてあります。われわれは港から一番近い店で借りましたが、料金は一日10ユーロ+保証金10ユーロ、まあ納得の値段です。
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 見上げれば紺碧の空にところどころ白雲がぽわんぽわんと浮かび、風もない絶好の徘徊日和… いやっ絶対に油断をしてはいけないし予断は許されないしなめたらあかん。必ずや数時間後には黒雲が押し寄せ、車軸の如き雨が降るに違いない、一応腹はくくっておきましょう。
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 さて彷徨には欠かせない地図ですが、ガイドブック所収のもの、および船に乗る時に某あんちゃんがくれたアランセーター販売店のパンフレットに載っているもの、この二つで充分でしょう。しかし石橋を叩いてつき指をするのが私という男、念には念を入れてすぐ近くにあったインフォメーションに寄って詳しい地図を手に入れましょう。係の方に訊ねると地図は有料で、やはり高額です。数瞬躊躇しましたが、まっいいか、島だし何とかなるだろう、と購入しませんでした。島だし… 島だし? 嗚呼、今、喜界島で見たあの標語が、記憶の暗闇から閃光のように浮かび上がってきました。「島だから その考えが命とり」 何故、過去を胸に刻みそこから学べないのだろう、結局これが原因で少々痛い目を見るはめになりました。ま、それはもうちょっと後の話、議事進行、異議なあし。
 まず天気が良いうちにどうしても行ってみたいのが、ブラック・フォート(The Black Fort=Dun Dubhchathair)という遺跡です。「ナオコガイドのアイルランド日記」によると、アラン諸島の原風景とも言うべき荒涼とした岩場、そして断崖のおりなす絶景、ぜひとも訪れる価値がある場所だそうです。手持ちのしょぼい地図にもたしかにその地名が載っていました。キルロナンの近くにあるようなのですが、地図があまりにアバウトすぎてよくわかりません。誰かに訊ねようにも地元民の姿はなく、気がつくと多くの観光客で賑わう島の幹線道路に入ってしまいました。しゃあない、ここは後回しにしますか。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2009-05-16 09:25 | 海外 | Comments(0)
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