言葉の花綵16

 イン シャー アッラー (もし神がそれをお望みなら) (コーラン)

 In God we trust, everything else we check. (アメリカ民間航空パイロットの信条)

 思ひ置くまぐろの刺身はつがつをふつくらぼぼにどぶろくの味 (新門辰五郎の辞世の句)

 文藝批評で大事なのは、まづ、作品に思想や倫理や宗教性を探すのではなく、美を見出してこれを賞味する態度です。次に大事なのはその作品の魅力を、分析と比較といふ方法によつて語ることです。(丸谷才一)

 象を冷蔵庫に入れる三つの条件。
 その一、冷蔵庫のドアを開ける。
 その二、象を中に入れる。
 その三、冷蔵庫のドアを閉める。

 キリンを冷蔵庫に入れる四つの条件。
 その一、まず冷蔵庫のドアを開ける。
 その二、中の象を取り出す。
 その三、キリンを中に入れる。
 その四、冷蔵庫のドアを閉める。(『ガダラの豚』より)

 わが家に在って欲しいもの
 解ってくれる細君と 
 散らばる書冊のあいだを縫って踏まずに歩く猫一匹、
 命の次に大切な
 四五人ほどの友人たち。(ギヨーム・アポリネール)

 涙もろい人情のみがこの世に平和を齎らすのである。(柳宗悦)

 目を推せハ二ツ出て來る秋の月
 気に入らぬ風もあらふに柳哉 (仙厓)

 親も無し妻無し子無し版木無し金も無けれど死にたくも無し (林子平)

 教師はつねに正しい。たとえまちがっているときも。(ガレッティ先生)

 人間は一般に、ときどき幸福な気持ちになつて満足するのでなければ生きてゆかれない。たとへそれが、木の葉が日の光を浴びて風に揺れるのが美しいとか、起きがけに飲む一杯のお茶がおいしいとかのような、ごくささやかな満足であつても、われわれはそれに力を得て生きてゆくことができるのである。それは人間の生の根拠だらう。(丸谷才一)

 黄金百萬兩不如一教子
 一日不讀書口中生荊棘
 恥惡衣惡食者不足與議 (安重根)

 あなたがたには、事実を教えてほしい。それをどう受け取るかは生徒の責任です。(姜信範牧師)

 不思善不思悪 (慧能)

 医者に病気は治せない。病人は自分で治るものなんだよ。

 私はこうして生きると決めた。だからこうして生きてきた。これからもこうして生きてゆく。私の決めた生き方だ。もしそれを裁ける存在があるというなら、裁かれてもかまわない。(『オフィス北極星』)
by sabasaba13 | 2009-11-13 06:21 | 言葉の花綵 | Comments(0)
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