御岳渓谷・青梅編(8):青梅鉄道公園(08.11)

 さてそれでは青梅鉄道公園へと行ってみましょう。その前に肉屋「一松」に立寄ってメンチカツとハムカツを購入、跨線橋を渡りゆるやかな坂道を十分ほど歩くと到着です。こちらは1962(昭和37)年に鉄道開業90年記念事業として旧日本国有鉄道が開設した公園とのこと。規模はそれほど大きくはありませんが、数台の蒸気機関車が野外展示されており、中には創業時において新橋‐横浜間を走った10号機関車もあります。
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 天気の良い休日だったせいか、家族連れで賑わい、次世代を担う鉄ちゃんたちの元気な歓声が響き渡っていました。また木々も多く山々も遠望でき、ちょっとした紅葉狩りも楽しめます。石段をおりていくと小さな広場となっており、旧型の新幹線が展示してあります。ここいらでベンチに坐っておやつと洒落込みますか。さきほど買ったメンチカツとハムカツにかぶりつくと、昔々のその昔そろばん塾の帰りに立ち食いした時の懐かしい味がよみがえってきました。
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 そして展示棟をざっと見て屋上にあがると展望所となっています。目を瞠るほどの絶景ではありませんが、青梅の山並みと町並みを望むことができました。それでは町に戻り、もう少し散策を続けましょう。今来た坂道をおりて跨線橋を渡り左に曲がると住吉神社です。きれいな紅葉が覆いかぶさる石段をのぼると、見事な彫り物で飾られた本殿がありました。
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 そして恒例の絵馬ウォッチング。「生き物のみんなが幸せでいられますように!」「国家公務員にしました。精進します。」「ビジネスパートナーが出来ます様に。」「イルカ クジラ イソギンチャク(筆者注:絵付き)」、やれやれ神様も大変だ。
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 石段をおりて参道を進むと、両サイドに猫の姿をした恵比寿・大黒天が鎮座していました。ここまでくると町が一丸となって猫を慈しもうとしているとしか思えません。
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 ふたたび赤塚不二夫シネマチックロードに出ると、メルヘンチックというかおどろおどろしいというか、不思議な造形の電話ボックスがありました。隣にあるバス待合所も木造のレトロなもの。
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 本日の四枚です。
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by sabasaba13 | 2009-11-24 06:13 | 東京 | Comments(0)
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