土佐・阿波編(6):足摺岬へ(09.3)

 土佐清水のバスセンターで二十分ほど小休止、さっそく隣にあるスーパーのトイレにかけこみました。まだ時間があるので付近をぶらつきますか、店内を抜けて外へ出ようとすると… 信じ難い光景が… お年寄り(男性)が煙草を吸いながら店内を悠々と闊歩されているではありませんか。まるで三十年ほど前にタイムスリップしたような気分です。
 近くの学校のところで飛び出し小僧二連発をゲット。この後高知県で見かけたのはみな同じタイプのものでした。高知は飛び出し小僧不毛の地なのかもしれません。ちなみに徳島県では一つも見かけなかったこともつけくわえておきましょう。悪書追放ポストには「子どもたちに見せたくない雑誌やビデオやDVDなどを入れてください!」との呼びかけ、DVDというところに時代の変化を感じます。でもそれよりも"子どもに見せたくない行為"のほうを何とかしなくてはいけないんだけどね、派遣切りとか「蟹工船」的状況とか地方切捨てとか、などと半畳を入れても答えは風に吹かれているだけ。床屋さんの店先には「こども110番のいえ」というアンパンマンのステッカーが貼ってあります。そうか、やなせたかし氏は高知出身だっけ。
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 その近くには上庄の会・とさしみず九条の会主催の「憲法問題講演会」という立て看板がありました。そういえば、さきほども車窓から「戦争はいや 憲法九条世界の宝」という立て看板を見かけました。さすがは自由民権運動揺籃の地、怪物のようなものを縛るための最強の鎖を手放さず活用していこうという意気込みを感じます。
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 さてふたたびバスは出発、土佐清水の市街地と港を走り抜けると、山あいにへばりつくように建ち並ぶ家々の間を羊腸の坂道がつらぬいています。途中で「第二次世界大戦防空壕」という看板と洞窟が視界を流れ去っていきました。気をつけて帰りの車窓から撮影することにしましょう。あるところでは、地元の方が、バス停のないところで運転手さんに挨拶をしながらおりていきました。心温まる光景ですね。そして中浜という港町に入ると、堤防に「中浜万次郎物語」というプレートが貼ってありました。…ジョン万次郎! そうか、彼はここ中浜の出身だったんだ。
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 しばらくすると眼前に太平洋が開け、急峻な崖ぞいの道をバスは駆け抜けていきます。絶景を眺めながらの快適なドライブですが、ところどころで車がすれちがうのがやっとの狭い一車線道路があり、運転手さんも大変そう。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2009-12-26 07:39 | 四国 | Comments(0)
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