五島・対馬・壱岐編(43):博多へ(09.9)

 香り高い珈琲をいただき、バス停へ。やってきたバスに乗り込み、往路とは違うルートと風景を楽しみましたが、こちらでも「大久保屋敷」「炭焼」「赤土田」といったいわくありげな地名のバス停が目白押し。車窓から見えた畑では何をつくっているのでしょうか、それがすぐわかるとその地の産業や暮らしが分かるのにね。己の浅学が恨めしいです。「車窓から一目でわかる畑の作物」なんてえガイドブックはないかしらん。
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 そして四十分ほどで郷ノ浦に到着、芦辺行きのバスが来るまですこし時間があるので郷ノ浦の町にお別れを言いましょう。鯨肉を売っている肉屋さん、さようなら、鬼凧(おんだこ)、さようなら、「今日も元気だ煙草が美味い」と断言する煙草屋さん、さようなら、すがめの猫さん、さようなら。
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 そして12:55発のバスに乗り込むと、何とさきほどの運転手さんと再会できました。おかげで楽しめましたと、丁重に礼を言い、お誕生日席は空いていなかったので後部座席に座り、壱岐の景観を惜しむように眺めました。13:34に芦辺港に到着、運転手さんとお別れして、ターミナルビルのすぐ近くにある、牧場直営のステーキ屋「うめしま」に直行。美味しい壱岐のサーロインステーキを堪能しました。すると、何たる神の配剤、昨日ツァーで一緒になった女性三人組が店に入ってきました。いやあお久しぶりと旧交をあたため、世間話に花が咲きました。彼女たちは今日も観光バスツァーに参加したそうです。昨日と同じガイドさんだったそうなので、左京鼻事件の真相について尋ねたところ、やはり不明だということです。彼女たちはこれからフェリーで佐世保に戻るそうで、互いの無事を祈りお別れ、私は併設されている肉屋で山ノ神に献上する壱岐牛のステーキ用肉を宅配で注文。そしてターミナルに戻ってコインロッカーに預けておいた荷物を取り出すと、「ケガをします。とびらやロッカーにのぼらないで下さい」という注意書きが貼ってありました。うわお、流石は島の子どもたち、何てワイルドなんだ。
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 ジェットフォイル「ヴィーナス」に乗り込んで14:25に芦辺港を出航、イルカ・クジラに遭遇せず、またぶつかりもせず、♪A goddess on a mountain top was burning like a silver flame♪と絶唱していると、15:30に無事博多港に着岸しました。福岡空港発の飛行機に搭乗するまで三時間ほど暇があるので、予定通り福岡市博物館・福岡タワー・元寇防塁を見物することにしましょう。バスに乗って箱崎線呉服町駅のあたりで下車し、地下鉄に乗り換え。中洲川端駅で空港線に乗り換えて西新駅で下車。ここから歩いて十五分ほどで福岡市博物館に到着です。とるものもとりあえず、お目当ての金印をじっくりと拝見。あまりのんびりとしてもいられないので、他の展示はざっと流しました。一瞥しただけですが、それほど印象的な展示はなかったようです。
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 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2010-09-14 06:29 | 九州 | Comments(0)
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