南東北錦秋編(10):鳴子峡(09.10)

 朝目覚め、カーテンを開けて外を眺めると、薄曇り。蔵王連峰の向こうにはかすかな朝焼けが見えました。どうやら天気予報どおり、これから雨になりそうですね。そして本日はタイトな旅程、褌をしめてかかりましょう。現在の時刻は5:17、これから身づくろいをして朝食抜きで出発、山形駅6:05発の奥羽本線新庄行きに乗らねばなりません。眠い目をこすりながらチェックアウトをして列車に乗り込み、新庄駅で7:18発の陸羽東線鳴子温泉行きに乗り換えました。列車はじょじょに山間部へと入っていき、車窓から色とりどりの紅葉が見られるようになってきました。
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 これは期待できそうです、と思ったのも束の間、霧がわきたち視界が悪くなってきました。おいおい勘弁してくれよお。しょうがない、「ニンドスハッカッカ マ ヒジリキホッキョッキョ」「臨兵闘者皆陣列在前」「だいせんじがけだらなよさ」「おなべふおなべふ」「あきすとぜねこあきすとぜねこ」と思いつくかぎりの呪文をぶつぶつと唱えていると、あら不思議、しだいに霧が晴れてきました。どの呪文が効いたのか検証できなかったのが残念。途中にあった堺田という駅に、日本海と太平洋の分水嶺という看板がありました。いよいよ宮城県に突入です。
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 鳴子峡が近づくにしたがって、いよいよ紅葉も色鮮やかになってきました、わくわく。そして8:20に鳴子温泉駅に到着。
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 荷物をコインロッカーに入れて駅前に出ると、おおっこけしの顔はめがありました。しかしその隣にある義経と弁慶の顔はめ看板はどこかでお目にかかったような気が… この前行った東北錦秋旅行の際に、前沢サービスエリアで見かけた顔はめ看板(写真右)と似ている。今、あらためて写真で確認すると、まさしく同じものでした。てっきり顔はめ看板はone and onlyなのだと思い込んでいましたが、業者によるある程度のマス生産もあるようですね。勉強になりました、何の勉強かはわかりませんが。なお温泉マークが乗っかったご当地ポストを期待したのですが、これはありませんでした。
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 そして8:30に駅前から出るバスに乗り込み十分弱走り、バス停「鳴子峡鳴子口前」で降りるとすぐ目の前が遊歩道です。やや盛りは過ぎた感じですが、渓谷の斜面を赤、黄、オレンジの錦織りが埋め尽くしています。おお素晴らしい、びゅーてぃほー。ここからは川に沿ってよく整備された遊歩道が続いており、ここから大谷観音・長生橋のあたりまで約1.3km、ゆっくり歩いて四十分、爽快な紅葉狩りを堪能できました。しかし、しかあし、ここから先、中山平口までは崖崩れのため閉鎖されています。んもうっ、いけず、早く修繕してくださいな。長生橋を渡ってちょっと行ったところで行き止まり、このあたりで風情のある小さな瀧を眺めることができます。トイレで用を済ませ、さてこれからどうしよう。斜面をのぼり車道に出てすこし歩くと大深沢越え遊歩道に行けそうですが、経路や距離や所要時間などの情報があまりにも不足して、ちょっと不安です。さきほどの閉鎖といい、観光協会(かな?)のやる気のなさとホスピタリティの欠落を痛感しました。まあ紅葉も奇麗なことだし、同じコースを鳴子峡鳴子口まで戻ることにしましょう。同じ道でも、見るアングルが異なりさきほどと違う風景を眺められました。これはこれでよしとしましょう。

 本日の十枚です。
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by sabasaba13 | 2010-10-08 06:31 | 東北 | Comments(0)
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