南東北錦秋編(11):鳴子温泉(09.10)

 バス停に着いたのが10:00ごろ、鳴子温泉行きのバスは10:51に来る予定、かなり時間があります。ここから駅まで約1.8km、歩いて30分ほどでしょうから、鳴子温泉を散策しあわよくば朝食をいただくことにしました。鳴子温泉駅11:04発の列車にはたぶん間に合うでしょう。車がぶんぶん行き交う車道沿いに、こけしをつくって売る店をよく見かけました。そして温泉へと向かう道へと右折ししばらく歩くと仕舞た屋をときどき見かけます。不況の嵐はここにも吹き荒れているようですね。看板は崩れ落ち判読できるのは「ち」という文字のみ。○○○○ち○○、これでは往年の姿を偲ぶこともできません。
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 それでも温泉街に入ると、さすがに観光客の姿もちらほら見受けられます。もうもうと吹き上げる源泉の煙に旅情をかきたてられますね。駅の近くに「純」という喫茶店があったので、こちらでモーニング・サービスをいただくことにしました。香り高い珈琲、トースト、目玉焼き、ベーコン、茹でた小じゃがいも二つ、サラダで750円は納得のお値段です。あっという間にたいらげ、次なる旅程への気力をチャージできました。
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 そして駅へ行き、荷物を取り出し、ふと壁を見ると"温泉評論家八岩まどかが選んだ「青春18きっぷ」で行く温泉番付"というポスターが貼ってあります。そして東の横綱にここ鳴子温泉郷が選ばれていました。ふーん、ま、別府に行っても有馬に行っても道後に行っても東山に行っても伊東に行っても熱海に行っても城崎に行っても、温泉に入らなかった筋金入りの風馬牛、どうでもいいのですが、後学のためにいくつか紹介します。東の横綱は鳴子温泉郷、大関は吹上温泉「吹上露天の湯」、関脇は黄金崎不老ふ死温泉、小結は青森市内温泉銭湯、前頭は草津温泉共同湯。西の横綱は別府八湯、大関は白浜温泉「崎の湯」、関脇は天ヶ瀬温泉露天風呂、小結は鹿児島市内温泉銭湯、前頭は下呂温泉。そして観光ポスターには、途中で通過する古川駅の近くに吉野作造記念館があるぞよと記してありました。そうか彼はこのあたりの出身だったんだ、でも時間の関係でスキップ。再訪を期しましょう、とこれは社交辞令です。そしてホームで列車を待っていると、向こう側の線路にリゾート列車「みのり」が入線してきました。そして改札口のところには「鳴子温泉郷へようこそ!」というど派手な横断幕を掲げた関係者諸氏が待ち構えています。私だったら●を掘って入りたいですね、湯けむりと硫黄の匂いが歓迎してくれればそれで充分です。
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 そして11:04発の陸羽東線小牛田行きが到着、車内はけっこう混雑していましたがほとんどの方は古川で下車、おそらく新幹線に乗り換えるのでしょう。なおこの列車の一人掛けの椅子は、角度を窓際に変えられる優れもの、車窓を流れる風景を楽しめました。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2010-10-09 06:29 | 東北 | Comments(0)
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