京都錦秋編(13):直指庵(09.12)

 そしてふたたびサドルへまたがり、直指庵(じきしあん)へ向かいましょう。その途中で、下着をはいていないような「飛び出し娘」を発見、これはたしか岐阜県郡上八幡で見かけたものと同じです。ふとしたことからこの「飛び出し小僧/娘」の写真をコレクションしていますが、よくよく考えてみると、一体誰が設置しているのでしょうか、そしてその費用の出所は? また各地で見られる量産品らしきもの、独自のデザインによる手づくりのもの、手づくりながらもパターン化した意匠のもの、さまざまなバリエーションがあるようです。これは宿題として心と頭の片隅に蔵しておきましょう。そして十分強ほどで直指庵に到着です。
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 臨済禅を学んだ独照禅師が1646 (正保3)年に草庵を結んだのが始まりで、彼が隠元をここに請じてから黄檗宗の寺院となりました。その後しだいに衰退しますが、幕末の頃、近衛家の老女津崎村岡局が浄土宗の寺として再興。悩みを綴る「想い出草」ノートがあり、相談に乗ってくれるお寺さんとして親しまれているそうです。それでは拝観料を払って中に入りましょう。北嵯峨の山の斜面をそのまま寺域とした、自然の中にひっそりと佇む趣あるお寺さんです。落葉は進んでいますが、閑寂で清冽な空気の中、しっとりと紅葉狩りを満喫することができました。本堂から待合へと続く、ゆるやかにうねる石畳の小路と、それを包み込むような紅葉には目を奪われました。人出もそれほど多くはなく、嵯峨野・嵐山の喧噪とは無縁の落ち着いた雰囲気を楽しめます。ここは穴場ですね、お薦めです。
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 本日の六枚です。
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by sabasaba13 | 2010-12-01 06:28 | 京都 | Comments(0)
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