京都錦秋編(20):東寺(09.12)

 さて、思いのほか時が過ぎてしまいましたが、これが後ほど驚くべき人物との邂逅につながります。後ろ髪を引かれるように光明院を出て、それでは妙心寺へと向かいましょう。途中で月輪小学校作成の「飛び出し小僧」をゲット。ふたたび東大路通に出て東山橋を渡り、九条通を一路西に向かってペダルをこぎました。京都市立陶化小学校では二宮金次郎像を発見。足を踏ん張って仁王立ちする、ちょっと珍しい姿です。
c0051620_623024.jpg

 ちょっと寄り道をして羅城門跡の碑を見ていこうと、東寺南大門の前を走り抜けるとたいへんな賑わいです。おっもしや「弘法さん」という骨董市に運よくでくわしたのでは。ガイドブックを紐解くとそれは毎月21日なので違います。毎月第一日曜日にひらかれる「ガラクタ市」でした。でも面白そう、さっそくひやかしてみましょう。うーむ、おそるべし京都。境内いたるところにはられたテントで、豪華な雛人形だの、古い大工道具だの、和服の端切れだの、あまりお目にかかれない品々が売られています。高さ5mほどの巨大な青銅製灯籠まであったので、おいおいこんなものまで売るのかとよく見ると東寺の付属物でした。イチョウの散り落葉が織り上げた黄色い絨毯や、五重塔・南大門も雰囲気づくりに一役買っています。みなさん、楽しそうに暇そうに、晩秋の午後を満喫されていました。
c0051620_6232724.jpg

 そしてサドルにまたがり九条通をもう少し西へと走ると、右手の小さな公園に「羅城門跡」の石碑がありました。平安京のメインストリート朱雀大路の南端に設けられ、京の内外を分かつ大門ですね。980(天元3)年の暴風雨で倒壊した後は、再建されなかったそうです。芥川龍之介の小説「羅生門」の題材となった『今昔物語集』の「羅城門登上層見死人盗人語第十八」の舞台ですね。今では住宅が建ち並ぶ市街地のど真ん中、往時の荒廃を偲ぶよすがもありません。
c0051620_6235265.jpg

 そして再び東寺に戻り、山ノ神から東寺でお香を買いたいという申し出があったので北辺にある売店に立寄って購入。山ノ神曰く、東寺のお香は松栄堂のものでたいへん香りがよく、しかも値段が安いとのことです。ついでに先ほど買った「ゲベッケン」のアップル・パイを立ち食いしました。そして大宮通を北上してJRの線路をくぐり、けっこう紅葉がきれいな梅小路公園の中を走りぬけ、梅小路蒸気機関車館に到着。
c0051620_6242030.jpg

 ほんとはひさしぶりに立ち寄り、機関車が転車台に乗ってぐるんぐるん回るところを見たかったのですが、以後の行程を考えてスキップ。旧二条駅舎を撮影して北上しましょう。千本通を走り、途中にあった角屋もてなしの文化美術館・輪違屋・島原大門を撮影。こちらもいつかゆっくりと訪れるつもりです。さらに千本通を北上、やたらと「新撰組」という文字が目につく壬生のあたりを通り過ぎ、丸太町を左折、しばらく西行してやっと妙心寺に到着です。島原から三十分強かかりました。
c0051620_6244980.jpg


 本日の三枚です。
c0051620_6251284.jpg

c0051620_6253453.jpg

c0051620_6255734.jpg

by sabasaba13 | 2010-12-10 06:26 | 京都 | Comments(0)
<< 京都錦秋編(21):妙心寺退蔵... 京都錦秋編(19):光明院波心... >>