クロアチア編(4):ブレッド湖(10.8)

 それではスロヴェニアについて一言。面積は約2万平方キロメートル(四国とほぼ同じ)、人口は約200万人、首都はリュブリャーナ、使用通貨はユーロ、宗教はローマ・カトリック、公用語はスロヴェニア語。人口の約90%がスロヴェニア人で(約10%はクロアチア人・セルビア人等々)、1991年にユーゴスラヴィア連邦から独立する際に、ユーゴスラヴィア連邦軍との小規模な戦闘(十日間戦争)はあったものの、クロアチアやボスニア・ヘルツェゴヴィナのような凄惨な内戦がなかったのは、この人口構成に理由がありそうです。また、経済的水準の高さや、連邦軍の主力にして独立反対派のセルビアが、その主力をクロアチアに向けたことも、スムーズな独立に結実したようです。ちなみに『ユーゴスラヴィア現代史』(柴宣弘 岩波新書445)によると、1990年の一人当たりGNPは6,280ドル。クロアチアは3,757ドル、セルビアは2,579ドルです。明日はここスロヴェニアで、ブレッド湖とポストイナ鍾乳洞を訪れて、クロアチアに入る予定です。
 二十分ほど走るとブレッドに到着、下車してホテルASTORIA前にある灰皿をチェックすると、フィルターすれすれまで燃え尽きた吸殻が二つ。経済状態はそれほど良くはないと見た。添乗員さんによるチェックイン、そしてお決まりの、部屋割・明日の行程・諸注意についてのミーティングがロビーで始まりました。渡されたメモには、6:45モーニングコール、7:30お荷物回収(ドアの外側)、7:00~8:30ご朝食(0階レストラン)、8:30出発と記されており、おまけに国際電話や各部屋への電話のかけ方、添乗員さんの部屋番号まで書かれておりました。これは嬉しい気配りですね。そうそうロビーの床でアンモナイトの化石を発見しました。
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 部屋からブレッド湖は見えませんが、木々の合間からライトアップされた湖畔の教会とブレッド城が浮かび上がるなかなかのロケーション。時刻は午後九時半、夜の徘徊という選択肢もあったのですが、初日からぶりぶり飛ばすことはないでしょう。バスタブにお湯をはってゆったりと入浴、風呂からあがると高地の冷涼な空気が肌に心地よし。あのヒート・アイランド現象による悪夢のような烈暑の東京とは大違いです。ベッドにもぐりこむと、旅の疲れもあってか爆睡。

 本日の一枚です。
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by sabasaba13 | 2011-08-29 07:20 | 海外 | Comments(2)
Commented by 群青 at 2011-08-29 19:44 x
初めまして。
世界を股にかけ、また日本国内もかなり果てまで深く取り上げられていて、凄いブログですね。
こちらへは、「からゆきさん、森崎和江」のキーワードで辿り着きました。かなり以前に話題にされたのは、お読みしました。
そこでも、読んでいまして、ご理解の深さが胸を打ちました。
Commented by sabasaba13 at 2011-09-04 12:32
 こんにちは、群青さん。身に余るお褒めの言葉をいただいて恐縮です。“からゆきさん”の歴史については、これからも追いかけていきたいと思っています。
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