クロアチア編(14):オパティア(10.8)

 とりあえず部屋で旅装を解き、フロントでオパティアの地図をもらい、前記三物件の在り処を教えてもらい、夕食会場へと向かいました。本日はビュッフェ形式の取り放題・食べ放題、豚肉のソテーとコロッケ、サラダを皿にもりつけました。飲み物は前評判をよく聞いたグラスワインの赤を所望。"お、おお… この香り… 半世紀をゆうに超える歳月をこのワインはいかにして過ごしてきたのだろう その日々の総てがこの煉瓦色の液体に刻み込まれているとすれば私たちはまさに今「時」を飲み干そうとしている"(『神の雫』)などというご託は並べず、くいっと飲み干しました。ああ美味しい。なおクロアチアのワイン・ビールの旨さと安さは、この後の旅程で思い知らされることになります。料理の方は可もなく不可もなし。そして町の徘徊へと飛び出しました。ホテルから数分歩くと、そこはもう海水浴場。いやあさすがにバカンス・シーズン、町も海岸も観光客でたいへんな賑わいです。
 まずはマーラーのプレートを拝みにいきましょう。海岸に沿ったチトー通りを南にすこし歩けば、プレートが設置してあるヴィラに着く…はずです。しかし…プレートは見当たりません。ガイドブック掲載の写真は、日本だったらウェディング・ケーキにへばりついた毒蜘蛛のように目立つ立派な邸宅、すぐに見つかるだろうと甘く考えていたのですが、この通りに建ち並んでいるのはすべて立派な邸宅です。その特徴についてもうろ覚えで、特定できません。しまった、当該ページをデジカメで撮影しておくべきであったと悔やんでも後の祭り。陽も暮れかかってきたのでここは潔く撤退し、明日の朝に散歩がてら再訪することにしました。
c0051620_615188.jpg

 そしてチトー通りを戻って北へすこし歩くと、HOTEL KVARNERへと誘う標識がありました。ホテルの脇を抜け「フランツ・ヨゼフの小径」という海岸に沿った気持ち良い遊歩道を数分歩くと、ホテルの北側にチェーホフの胸像がありました。最近、チェーホフの戯曲や短編小説を立て続けに読んでいただけに感無量です。そしてチトー通りに戻り、ジョイスお気に入りのホテル・インペリアルのカフェテラスを撮影して、スーパーマーケットKONZUMに寄りました。こちらでミネラル・ウォーターの大きなボトルとウィスキー二本を購入、ホテルに戻りました。
c0051620_62199.jpg

 海沿いのためでしょうか、しょうしょう蒸します。幸いクーラーがあったので部屋を急冷し、バスタブがないのでシャワーを浴び、ウィスキーをナイトキャップにして明日訪れる所をガイドブックで確認していると、いつの間にか睡魔の懐に抱かれていました。体が冷えたためか深夜に目が覚め、クーラーを消し、窓を開けると爽やかな夜風が吹きこんできました。やはり日本の熱帯夜とは違います。

 本日の一枚です。
c0051620_632392.jpg

by sabasaba13 | 2011-09-11 06:04 | 海外 | Comments(0)
<< クロアチア編(15):リエカへ... クロアチア編(13):オパティ... >>